女友達『それは要するに、ヤキモチを焼いたのよ』
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/06(日) 23:47:42.87 ID:NVRX8yZB0
「じゃあ、ちょっと質問を変えるわね」
「何?」
「彼氏が欲しいとは思わないの?」
「すごく幸せになれるなら、是非とも」

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/06(日) 23:49:59.56 ID:NVRX8yZB0
「悪い。先、帰っててくれ」
「あ、うん」

近頃、男友達の付き合いが悪い。
独りでトボトボ帰宅するのは、寂しい。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/06(日) 23:52:14.91 ID:NVRX8yZB0
「あ、もしもし? 実は、かくかくしかじかで」

不安になった私は、女友達に電話してみた。

『なるほど……それはズバリ、恋ね』
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/06(日) 23:54:38.14 ID:NVRX8yZB0
「よう。昨日は悪かったな」
「っ……気に、しないで」

翌朝、いつもの調子で声をかけてきた男友達。
私は前髪で泣き腫らした顔を隠しつつ。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/06(日) 23:57:12.10 ID:NVRX8yZB0
「いや、だから、何回も言わせないでよ……」

物分かりの悪い男友達。本当に勘弁して。
こっちがどんな想いであんな恥ずかしい台詞を口にしたか、ちょっとは考えて欲しい。
しかし、先述した通り、我々は個別の自我を持って生きているわけで、意思疎通には言葉によるコミニュケーションが必要不可欠だった。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/06(日) 23:59:51.75 ID:NVRX8yZB0
「ごめん、ちょっと考えさせて」

とりあえず、シンキングタイムだ。熟考する。
男友達は別に付き合ってるわけではなかった。
クリスマスに告白され、それを振ったらしい。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/07(月) 00:03:04.91 ID:6HhU37jU0
「そ、そうか!」
「うん……だから、私は今、幸せ」
「それなら、良かった」

ほっとした様子の男友達に、質問してみる。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/07(月) 00:25:34.95 ID:6HhU37jU0
おまけ

「さて、覚悟はいい?」
「考え直すつもりはないのか?」
「ない」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/07(月) 00:27:15.38 ID:6HhU37jU0
「おしっこかけるかもって、言ったわよね?」
「言われたけどさ……」
「じゃあ、口閉じて。飲んだら犯罪だから」

犯罪と言われ、慌てて口を噤む彼氏。従順だ。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2019/01/07(月) 00:51:49.24 ID:91qmEzfso
すげぇいいぞこれ!
おつおつ


12:名無しNIPPER[sage]
2019/01/26(土) 07:37:09.67 ID:Xfs/mbbOo
またお前か


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