女友達『それは要するに、ヤキモチを焼いたのよ』
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/07(月) 00:27:15.38 ID:6HhU37jU0
「おしっこかけるかもって、言ったわよね?」
「言われたけどさ……」
「じゃあ、口閉じて。飲んだら犯罪だから」
犯罪と言われ、慌てて口を噤む彼氏。従順だ。
「あんた、実はかけられたいの?」
返事はない。けれども、彼女だからわかる。
「だったら、お望み通りにしてあげる」
慈愛を込めて、おしっこをかけると、案の定。
「フハッ!」
ほら、やっぱり。思った通り。私達は同志だ。
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
その哄笑は悦びの証。私もまた、悦んでいる。
「ふぅ……幸せ?」
「ああ、幸せだ」
「私も、幸せよ」
改めて、付き合って良かったと、そう思えた。
【尿も滴る良い男】
FIN
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