293:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:32:03.95 ID:kY2YNde0O
勇者「俺で良いのか? いや、俺は構わないんだが、傭兵達が素直に従うとは思えないな」
魔法使い「そこはあれだよ。俺様が玉座を奪った暁には褒美を与えるとか言えば良いよ」
294:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:33:08.97 ID:kY2YNde0O
▼魔法使いは注文した。
勇者「戦士は頼りになる男だな」
295:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:34:26.56 ID:kY2YNde0O
▼料理が届いた。
魔法使い「いただきます。その友達は男の子? 女の子?」
296:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:35:05.08 ID:kY2YNde0O
勇者「……ああ、そうだな」
魔法使い「どしたの?」
297:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:37:57.01 ID:kY2YNde0O
魔法使い「……お父さんと戦うのは怖い?」
勇者「ああ、怖い。躊躇いなく民を犠牲に出来るあの人が怖ろしい。でも、だからこそ、俺はあの男を許せない」
298:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:40:39.54 ID:kY2YNde0O
>>>>酒場前
魔法使いと勇者が到着した時、酒場の前には二十名近くの傭兵達が集まっていた。
299:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:42:36.50 ID:kY2YNde0O
戦士「行商人に話を聞いたが軍の姿は見ていないらしい。今から行けば先回り出来るかもしれない」
戦士「そこで、監視所に向かう。あそこになら全員隠れられるし望遠鏡で周囲を観察することも出来る。待つには良い場所だ」
300:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:43:23.08 ID:kY2YNde0O
勇者「戦士」
戦士「あん?」
301:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:44:53.24 ID:kY2YNde0O
魔法使い「あの人達、頼りになりそうだったね。女の子までいたから驚いたよ」
戦士「話を聞いたら受付サンを崇拝してるみたいなもんだったからな。信仰に性別は関係ないんだろ」
302:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:45:35.48 ID:kY2YNde0O
戦士「へ〜、あんた中々詳しいじゃねーか」
勇者「いや〜、幼い頃は亡国の傭兵について調べ回ったものだよ。まさか同志がいるとはな」
303:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:46:47.48 ID:kY2YNde0O
戦士「敵将の武器は大槍だろ!?」
勇者「そう!! それがまた格好いいんだ!!」
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