勇者「彼は正しく英雄だった」
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297:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:37:57.01 ID:kY2YNde0O

魔法使い「……お父さんと戦うのは怖い?」

勇者「ああ、怖い。躊躇いなく民を犠牲に出来るあの人が怖ろしい。でも、だからこそ、俺はあの男を許せない」

魔法使い「そっか、それなら大丈夫だよ。怖いって言えるなら、きっとお父さんより強いから」

勇者(不思議な子だ。子供かと思えば大人のように、そうかと思えば子供のようだ)

魔法使い「でもまあ、それはまだ先の話だし、今は救出に集中しないとね。さて、行こうか」

勇者(戦士と魔法使い、この二人が師に何を与えたのか、ほんの少しだけ分かった気がする)

魔法使い「どうしたの? 行くよ?」

勇者「ああ、済まない。今行くよ」

▼支払いを済ませ、二人は店を出た。



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