丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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70: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:20:56.17 ID:YDitP8hM0
勇太「喉乾いた。買ってくるな」
丹生谷「待って。私の。飲みかけだけどもう飲まないし」ペットボトル
勇太「くれるの!?」
丹生谷「はい」
勇太「ありがとう/// さすがクラス委員長。何でも分かる///」
以下略 AAS



71: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:22:16.60 ID:YDitP8hM0
勇太「丹生谷」
丹生谷「なーに///」
勇太「言いにくいんだけど」
丹生谷「なによ/// 楽しいこと?///」
勇太「いや」
以下略 AAS



72: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:24:25.47 ID:YDitP8hM0
第5話「ガラスの靴」

4時50分。太陽は西日をつくる。
永遠に感じるかのような光を灯す太陽も、天国間近の晴天だった青空を今、
オレンジ色とは程遠い真っ白に染めている。
以下略 AAS



73: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:27:17.94 ID:YDitP8hM0
丹生谷「迷惑......///」
勇太「違います///」
丹生谷「......///」
勇太「あの!」
丹生谷「......」
以下略 AAS



74: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:29:15.69 ID:YDitP8hM0
丹生谷「ベンチに座ろう?」
勇太「そうだな......あ。」パンパン
丹生谷「......」
勇太「丹生谷、ベンチに砂があったから」パンパン
丹生谷「......///」
以下略 AAS



75: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:30:43.88 ID:YDitP8hM0
勇太「今日いっぱいあったよな。告白だろ。イタリアンだろ。鍵だろ。ファッション」
丹生谷「全部!全部!楽しかった!」
勇太「友達とよく行ってるのか?」
丹生谷「そりゃ、誰かさんと違って行ってるわよ」
勇太「一言多い!」パシッ
以下略 AAS



76: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:32:40.38 ID:YDitP8hM0
丹生谷「私ね。あ、変な話していい?」
勇太「うん。誰にも言わない」
丹生谷「あのね、普通の恋愛って何なんでしょうね?
TVやドラマ、街中のカップルでよく見る典型例に憧れてた。
手を繋ぐこともキスもその......エッチも、結婚も子供も、知り合う男女はいずれ通る道。
以下略 AAS



77: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:37:03.17 ID:YDitP8hM0
本当に俺も分からない。思考を停止し近くの太陽を見る。
俺は丹生谷と言って、強く手を握った。
俺はなぜ強く握るのか。なぜ胸がドキドキ痛むのか。
懐かしいのに、全然分からない。
あの夕日、そろそろ落ちるころだろうか。
以下略 AAS



78: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:39:42.98 ID:YDitP8hM0
勇太「目指してるってなんだよ!金か?金、金、金か?」
丹生谷「違う!そんなの楽しくないじゃない!!もっと理想よ......」
勇太「理想ってなんだよ」
丹生谷「分からない......」
勇太「富か名声か権力か!!」
以下略 AAS



79: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:42:45.98 ID:YDitP8hM0


待てよ。


以下略 AAS



80: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:45:32.96 ID:YDitP8hM0
何か万能な!!丹生谷の悩みを吹き飛ばしてくれる万能な答えはないのか!!!
その辺にあるはずなのに!!思い出せるはずなのに!!
お願いだ!丹生谷が動き出してしまう!
いやだよ!!
こんな別れ方!
以下略 AAS



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