143: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:02:14.34 ID:L0ciGIt40
海未「え、いや、別にいいんですが、やっぱり詳しいことが聞きたくて…」
希「いや、話すべきことなんやけど…この能力のおかげでウチらは虐げられもしたんや。だから、すぐに話すことはできなかった」
希「まず、ウチがこの能力を手に入れたときの話からや」
144: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:02:55.08 ID:L0ciGIt40
海未「え?」ポカーン
肩透かしを食らったような感覚に、開いた口が塞がらなくなる。
海未「じゃ、じゃああなたはその口みたいなものに食べられているはずでしょう!?それに能力が何なのかも解らないし…」
145: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:03:34.12 ID:L0ciGIt40
希「いや、ウチらは三人とも『誰かと一緒に』死にかけているんや」
希「でも、助かっているのはウチらだけ。しかも一緒に居た人間は『消失』してる」
海未「…!」
146: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:05:02.46 ID:L0ciGIt40
希「明日はお姉ちゃんの命日やから、お墓参りにも行きたいし…」
希「それに穂乃果ちゃんの携帯の事もあるし、申し訳ないけどウチらはノータッチになってしまうかもしれへんなぁ…」
海未(やはりそうですよね…でも)
147: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:05:53.84 ID:L0ciGIt40
[054170 AD 2200 08/14 22:01]
第十一話「失想ワアド」
END
148: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:08:24.64 ID:L0ciGIt40
第十二話「シニガミレコード」
[054170 AD 2200 08/15 08:04]
149: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:10:45.43 ID:L0ciGIt40
海未「はぁ〜…疲れましたぁ〜…」ゴロン
海未は草の絨毯の上に寝転んでいる。
海未「…それにしても真姫はとんでもないところに住んでいたんですね。というか周りに何も無いではありませんか。食べ物などはどうしていたんでしょうか…」
150: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:11:18.83 ID:L0ciGIt40
海未「ところで花陽」
花陽「はい?」
海未「そもそもあなたは…何故真姫と出会ったのですか?」
151: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:12:02.84 ID:L0ciGIt40
花陽「声のする方向に走っていくと、この家があって、ベランダに真姫ちゃんが居た」
花陽「それが、真姫ちゃんとの出会い」
花陽「そして、『今の』メカクシ団ができる時にアジトに真姫ちゃんを連れてきた。こんな感じだよ」
152: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:12:56.31 ID:L0ciGIt40
[054170 AD 2200 08/15 08:45]
まき「…怪しいよね?」
海未「…怪しいですね」
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