146: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:05:02.46 ID:L0ciGIt40
希「明日はお姉ちゃんの命日やから、お墓参りにも行きたいし…」
希「それに穂乃果ちゃんの携帯の事もあるし、申し訳ないけどウチらはノータッチになってしまうかもしれへんなぁ…」
海未(やはりそうですよね…でも)
海未「…場所さえ教えてくれれば、私だけでも行きます」
海未(私は二人のことりを救わなければいけない。少しでも手掛かりがありそうなら…)
希「真姫は家の主やから絶対行くと思うし、花陽もついていくと思うよ」
希「さ、そうと決まれば明日は早起きや!早く寝た方がええで。それじゃあお休み〜」
希は、さっさと部屋から出て行ってしまった。
海未はソファーに力を抜いて座ったまま、薄暗い部屋に一人残される。
海未「今日は色々なことがありましたねぇ」
アジトには壁掛けの鳩時計やらデジタル時計やらが至る所に置かれている。棚の上に置かれた、よく解らない液体のようなものが垂れている機械も、時計なのかもしれない。
時計たちは、各々の方法で午後十時を示していた。
そんなことを考えていると、どっと眠気が襲ってくる。
海未「今日はここで寝てしまいましょうか…」
海未は、家のベッド以外で寝るのは合宿の時以来だなと思いながら、目を瞑った。
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