海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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152: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:12:56.31 ID:L0ciGIt40
[054170 AD 2200 08/15 08:45]

まき「…怪しいよね?」

海未「…怪しいですね」

花陽「…怪しいね」

テーブルの上には、長方形の古びた木箱が置かれている。

海未(真姫が蔵の中から見つけて来たこれは、側面に鍵穴がついており、真姫が持っている鍵のもう一つと一致する形をしていました)

まき「…じゃあ、開けるよ」

海未「…はい」

真姫は鍵を鍵穴に差し込み、ゆっくりと回す。

カチャッ

すると、小気味のいい音が部屋中に響いた。

何が入っているかは全く解らないため、蓋を慎重に開けていく。

海未「…!」

中には、深い紺色の辞典のようなものが入っていた。

海未はそれを取り出し、テーブルの上に置く。

RPGなどに出てくる魔法書のような風体のそれは、ものすごい威圧感を放っていた。



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