44: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:50:57.13 ID:Wze3yOnD0
まるで宇宙の狭間に立っているようだった。
45: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:52:25.84 ID:Wze3yOnD0
「きっと出会いがあるものと思っておりましたー」
「綺麗な石だなぁ」
46: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:53:08.85 ID:Wze3yOnD0
「おぉおぉ…………」
「みなも喜んでおりますー。ここへ来て良かったのでしてー」
47: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:53:46.24 ID:Wze3yOnD0
言っちゃなんだが芳乃の趣味っぽくない。
そんなに貴重とも思えず、「ちょっと形が珍しい」だけでその辺に幾らでもあるようなものに見えた。
48: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:55:00.21 ID:Wze3yOnD0
「満足なのですー。とても有意義な夜歩きなのでしてー」
「そっか、よかった。じゃあそろそろ……」
「はいー、帰りましょうー」
49: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:56:18.00 ID:Wze3yOnD0
〇
50: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:57:27.40 ID:Wze3yOnD0
「おほー。高いのでしてー」
「こらこら、足ぱたぱたすると落ちちゃうぞ」
「うふふー、それゆけー」
51: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:58:34.04 ID:Wze3yOnD0
「今日、楽しかったか?」
「それはもうー。帰るのが名残惜しいほどでー」
52: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 00:59:52.41 ID:Wze3yOnD0
「なれば、わたくしの方こそー。生まれてくださり、ありがとうございますー」
「いきなりスケールがでかくなったな」
「生きてここにいるだけで、全ての人は尊いのでしてー。なればこそ毎日を大切にー」
53: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/07/03(火) 01:01:02.56 ID:Wze3yOnD0
見つける……か。
本当に凄い子だといつも思う。
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