【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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420:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:09:09.33 ID:eCLY4xXr0
「ちょっとまゆり!?」

 しかし、そんな紅莉栖の悲鳴などどこ吹く風。まゆりは一つのページで指を止めると、

「クリスちゃん、このページでうっとりしてたんだよ〜」
以下略 AAS



421:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:10:27.32 ID:eCLY4xXr0
「ああ〜。オカリンパパだ〜」

 まゆりの声が表すとおり、紅莉栖の指先には、俺の隣で突っ立って映る、一人の男の姿。

「お……親父じゃないか……」
以下略 AAS



422:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:11:54.78 ID:eCLY4xXr0
 仕方なく、俺自らが取り乱し続ける紅莉栖に、助け舟を手配する。

「分かった、もう分かったから助手よ。とにかく貴様は、シブ面好みのファザコンティーナという事で手を打つとうではないか」

「どこにティーナをつけている!?」
以下略 AAS



423:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:13:22.45 ID:eCLY4xXr0
        2

 まゆりがバイト先へと旅立ち、紅莉栖と二人で取り残されたラボの中。ソファの上でうーぱクッションを抱え込み、身体を丸めていた紅莉栖が口を開いた。

「どうしてあんな事を言った、岡部……」
以下略 AAS



424:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:14:21.28 ID:eCLY4xXr0
 そんな父親をぶら下げて、紅莉栖がそれをまゆりに伝える。それは、彼女にとって余りにも酷な作業だと思えた。

 だから──

「よかろう。助手ファザーの事ならば、この俺が説明してやろう」
以下略 AAS



425:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:15:52.92 ID:eCLY4xXr0
 きっぱりと言ってのける。

「どこがだ。変に気を使って……バカだろ」

「失礼な助手だな」
以下略 AAS



426:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:16:46.20 ID:eCLY4xXr0
「何がどうしてそうなるのよ……」

「どうしてもこうしてもあるか。俺と貴様を引き合わせたのは、他でもない貴様の父親ではないか」

「……え」
以下略 AAS



427:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:17:39.96 ID:eCLY4xXr0
 紅莉栖の思い描いている、幸せな家族。そんな些細な幸せを、その華奢な手に握らせてやれればと、身の程もわきまえずにそんな事を考える。

 だからこそ──

「ともに青森へ、行くのだろう?」
以下略 AAS



428:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:18:23.90 ID:eCLY4xXr0
「ほんとあんたって、たまにそういう事する……反則だろ」

 紅莉栖の微かな呟きが聞こえた。

「何か言ったか?」
以下略 AAS



429:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/23(月) 21:20:20.21 ID:eCLY4xXr0
今日はこれだけ
えっと……まだ半分もいっていないわけだよな……まじか


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