208:名無しNIPPER[sage]
2019/05/12(日) 13:34:26.23 ID:s2iT3OnXo
久々のバトルに興奮を隠せない
おつおつ
209:名無しNIPPER[sage]
2019/05/12(日) 20:46:46.30 ID:Y77BCRwDO
乙
盛り上がってキタ!
210: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/14(火) 20:56:12.41 ID:X2S/KtAR0
炎魔将軍の持つ刃から、ユラユラと揺らめく空気が昇っている。あの刃は、相当な熱を帯びているのだろう。その鋭さは、俺の骨すら断てるかもしれんと、思わず額から冷や汗が滴り落ちる。
すると、まるで俺の恐怖を読み取ったかのように、炎魔将軍が先に動いた。地面を強く蹴り、一瞬で俺との間合いを縮めその炎の剣を横なぎに振るう。俺は、かろうじて後ろへ一歩退き剣をかわした。
背後では、それを待っていたと言わんばかりにミノタウロスが斧を上段に構え待ち構えていた。無理な後退で体制を崩した状態では、斧を避けることは適わない。俺は、勢いそのままにミノタウロスに背中から突っ込む。懐に入られては、ミノタウロスも斧を振れまいという算段だ。
211: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/14(火) 20:56:38.89 ID:X2S/KtAR0
「やはり、私の剣なら貴様を切り裂けるようだな」
212: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/14(火) 20:57:06.54 ID:X2S/KtAR0
「おいおい、もう諦めたのか?」
213:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/14(火) 20:57:33.86 ID:X2S/KtAR0
がっきーん。
214:名無しNIPPER[sage]
2019/05/14(火) 22:24:18.94 ID:ssIW+GkDO
乙
なん…だと?
215:名無しNIPPER[sage]
2019/05/15(水) 00:03:16.21 ID:Kfbfm6Owo
耐性の勇者ならではだな並みの勇者なら死んでいた
おつ
216: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/16(木) 21:48:56.27 ID:ao9AIwU40
意識が戻った俺は頬に冷たさを感じた。身体を動かそうとするが身動きが取れない。それどころか、目は見えないし、声も出ない。どうやら、拘束された上に地面に放られているようだ。唯一、塞がれていない耳から二人の男の会話が聞こえてきた。
「いやあ、しかし遂に決心していただけたのですね。我々魔王軍に、先代が加わってくれれば百人力です」
217: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/16(木) 21:49:23.67 ID:ao9AIwU40
マスターを問い詰めたつもりであるが、猿ぐつわを噛まされているため喉を鳴らすのがやっとだ。
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