白菊ほたる『災いの子』
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113:名無しNIPPER[sage]
2018/06/02(土) 12:54:50.51 ID:Z4pNSmOEo
相葉ちゃんから漂う「昔やんちゃしてた」感
さすが総選挙で舎弟を引き連れてた強者


114:名無しNIPPER[sage]
2018/06/02(土) 15:18:49.34 ID:y5jJ9TGLo
相葉さんが命じればたくみんとちゃまも即仲良しよ


115:名無しNIPPER[sage]
2018/06/02(土) 15:30:56.89 ID:O6MlAJp7o
>「痛いことに慣れたりしないよ」
なんか実感がこもってるような


116:名無しNIPPER[sage]
2018/06/05(火) 10:20:32.18 ID:FE+vipXDO
元気でいるか
友達できたか
さみしくないか
お金はあるか


117: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/06/10(日) 18:36:51.28 ID:AfpWDvGb0
   09.

 建物に入ると、遠くのほうからざわざわと人の声が聞こえた。
 プロデューサーさんのあとについて進むと、だんだんと喧騒が大きくなり、スタッフさんたちが忙しく駆け回る姿が見えてくる。
 いたるところに、なにに使うのかわからない機材が雑多に積まれていて、床はコード類が駆け巡っている。埃っぽくて、火薬みたいな匂いがした。どこかテレビ局のセット裏に似ている。
以下略 AAS



118: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/06/10(日) 18:38:29.19 ID:AfpWDvGb0
 メイクさんもまだ来ていないだろうし、着替えるにしても、いくらなんでもまだ早い。
 なにをしてようかな、と悩んでいるところに、コンコンとノックの音が届く。
「どうぞ」と答えると、大きいサングラスをかけた、長い黒髪の女性が入って来た。
 てっきりプロデューサーさんだとばかり思っていた私は、びっくりして言葉を失った。
 誰だろう? スタッフさんには見えないけど……
以下略 AAS



119: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/06/10(日) 18:39:40.41 ID:AfpWDvGb0
「ああ、アレね。そいえば、うちの公式サイトの今日のライブ情報に、『天気予報にかかわらず傘の持参を推奨します』とか書いてあったの、あれほたるちゃんが言ったん?」

「え? あ、はい。私が関わると、天気が崩れやすいので……」

 それはたしかに私が進言したことだった。だけど、どうして今その話が出るんだろう。
以下略 AAS



120: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/06/10(日) 18:40:55.06 ID:AfpWDvGb0
「ところで、志希ちゃんは迷惑かけてない?」と周子さんが言った。

 志希さんは、その頭脳やアイドルとしての実力とは別に、奇行で有名なところがある。事務所でたびたび怪しい化学実験をして、問題を起こしているという噂も聞く。たぶん、その心配をしているんだろう。

「えっと、合同レッスンに来ないことはありましたけど、特に迷惑ということは……」
以下略 AAS



121: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/06/10(日) 18:42:20.06 ID:AfpWDvGb0
 周子さんがお茶をひとすすりし、ほうっと息をついた。

「……志希ちゃんは、アタマがよすぎるからなのか、なんなのか知らないけど、ふつうの人じゃ見えないもんまで見えちゃうんだよ。嫌でも。てゆーか嫌だろうね」

「嫌、ですか?」
以下略 AAS



122: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/06/10(日) 18:43:29.64 ID:AfpWDvGb0
 それから周子さんの提案で衣装のチェックをした。周子さんが言うには、こういった場合に使うはずの小物が足りなかったり、他の人のところに紛れ込んでいたりするのは珍しくないらしい。
 幸いにも、今回はそういったアクシデントはないようだった。

「すみません、気が付きませんでした」

以下略 AAS



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