【バンドリ】氷川日菜「あまざらしなおねーちゃん」
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21:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:52:39.89 ID:ueeqel/10
リサ『え……記憶喪失……?』
日菜「そう。去年の4月から先のこと……ぜーんぶ、なくしちゃったんだ」
22:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:53:08.35 ID:ueeqel/10
日菜「……そうかな」
リサ『そうだよ。ヒナより紗夜の全部を分かってるなんて言わない。でも、ロゼリアでの紗夜のことならヒナよりも分かってるもん』
23:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:53:36.51 ID:ueeqel/10
2月9日
分からない。
24:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:54:26.51 ID:ueeqel/10
――病院――
日菜(翌日、退院するおねーちゃんを迎えに行く前に、スマートフォンにメッセージが届いた)
25:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:55:03.81 ID:ueeqel/10
羽沢つぐみ「あれ? 日菜先輩に……紗夜さん?」
日菜(――そう考えていたあたしの考えはあっさりと打ち砕かれた)
26:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:55:29.82 ID:ueeqel/10
日菜「……はぁー……」
日菜(交差点を曲がってつぐちゃんの姿が見えなくなると、足を止めて大きく息を吐き出した)
27:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:56:00.52 ID:ueeqel/10
日菜(つぐちゃんに遭遇して以降は誰にも会うことなくあたしたちは家にたどり着いた)
日菜(おねーちゃんはリビングでおかーさんと一言二言話すと、あたしから渋々といったようにギターを受け取って、自分の部屋に向かっていった)
28:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:56:35.37 ID:ueeqel/10
つぐみ『あの、私にもなにか協力できることって……ありますか?』
日菜「…………」
29:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:57:06.12 ID:ueeqel/10
つぐみ『紗夜さん、言ってました。日菜先輩はなんでも上手に出来て、自分と日菜先輩を比べて落ち込んでしまうって。でもそれは空回っているだけだって、私に諭してくれました』
つぐみ『紗夜さんは全部に一生懸命っていうか、真摯なんだと思います。だから、日菜先輩のことが嫌いとか、そういうんじゃないんだと……思います』
30:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:57:37.09 ID:ueeqel/10
日菜「でもそこまでつぐちゃんがおねーちゃんにラブだって知らなかったなぁー」
つぐみ『ラ、ラブ……!? そ、そういうのじゃないですよ、日菜先輩!』
31:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:58:19.03 ID:ueeqel/10
2月10日
ついに退院となり、私は安寧の場所から追放された。
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