68: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/09(金) 06:11:04.40 ID:78N2qSGMo
とりあえずここまで。
69:名無しNIPPER[sage]
2018/03/09(金) 09:39:11.34 ID:rYR3vOlnO
こういう時の美奈子は頼りになりそうだよなぁ
うみみの策でつゆと消えたけど
70:名無しNIPPER[sage]
2018/03/09(金) 16:35:42.81 ID:RG2Otj0pO
美奈子は甲斐甲斐しくお世話してくれそう
71: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:00:19.92 ID:h206M/Hho
===5.
さて、その確認を取る為にも舞台をP氏のマンションへと戻そう。
時刻はまもなく午後八時。
72: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:01:37.03 ID:h206M/Hho
だがなにも、涙を流す可能性があったのは海美一人だけではなかったのだ。
男は度胸。差し出されるままパクっと一口食べた瞬間、P氏は思わず落涙する。
73: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:02:53.82 ID:h206M/Hho
そうして、そんな魔界料理を完成させた海美から返って来た答えは。
途端に顔を赤らめて、もじもじと口にした呟くようなその答えは。
「え、えぇっとぉ……味見だったらちゃんとしたよ?
74: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:04:32.08 ID:h206M/Hho
「うぅぅ〜〜〜! 嬉しいよー! プロデューサーっ!!」
唇に押しつけられたぷりぷりの感触に一瞬呼吸ができなくなる。
75: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:05:52.27 ID:h206M/Hho
もはや彼女の心は汗まみれ。恋する乙女以外の何者でもない恍惚としきった表情で、
どうにかP氏の口より「好き」の単語を引き出そうとする大興奮の灼熱うみみ。
その様は愛の女神すら裸足で逃げ出し嫉妬の悪魔さえ匙を投げだす熱っぷり。
76: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:07:13.44 ID:h206M/Hho
否! 全ては現実に起きた出来事であり、海美も地上人として召喚されたりはしなかった。
どちらかと言えば彼女たちに起きたのはその逆だ。
77: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:08:57.82 ID:h206M/Hho
「あ〜……こんばんわ、お邪魔してます」
奈緒が申し訳なさそうにそう言って、顔の前で謝るように手の平を立てる。
78: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/03/11(日) 23:10:14.68 ID:h206M/Hho
「……相変わらずなんて無茶苦茶する娘だ」
伊織から一通りの説明を受けたP氏が頭を抱えて唸り出す。
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