追われてます!'
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277:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:22:07.37 ID:3FrzmiYZ0

【文化祭 2ー2】

「それじゃあ私は、白石くんにお願いしようかな」

以下略 AAS



278:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:22:43.25 ID:3FrzmiYZ0

 俺が描いている間、萩花先輩はペラペラと部誌を見ていたが、その中の数ページに目を留めた。

「これ、あの子が描いたの?」

以下略 AAS



279:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:23:13.14 ID:3FrzmiYZ0

「どうして胡依ちゃんが答えるの?」

「どうしてって、私のシノちゃんをとろうだなんて……」

以下略 AAS



280:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:24:47.32 ID:3FrzmiYZ0

【文化祭 2ー3】

 最初こそ高校棟の混雑を避けるようにお客さんが入ってきていたが、時間が経つとそういう人たちはめっきり減ってしまった。
 今のところ売れ行きは問題ない。ほぼ萩花先輩と、ぞろぞろと連れられてきた美術部員のおかげではあるが。
以下略 AAS



281:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:25:33.77 ID:3FrzmiYZ0

「どうも」

「どうも」

以下略 AAS



282:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:26:07.73 ID:3FrzmiYZ0

「いえいえ。わたし全然うまく描けないと思いますし」

「んー……部活は何か入ってるの?」

以下略 AAS



283:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:26:42.43 ID:3FrzmiYZ0

「見境ないですね、胡依先輩」

「まあかわいい子だからね。声は掛けとかないと」

以下略 AAS



284:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:27:17.53 ID:3FrzmiYZ0

 ソラの声が少し大きかったから、急にみんな静かになる。
 というより俺に注目が集まる。なんとなく緊張する。

 奈雨は俺をきょとんとした目で見つめてくる。
以下略 AAS



285:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:27:50.56 ID:3FrzmiYZ0

「そうなのね。奈雨、よかったじゃない」

 伯母さんは特に言葉尻を捕らえてはこなかった。
 これまでの傾向からして、それよりも奈雨の反応を見て楽しもうとしたのだろうと思う。
以下略 AAS



286:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:28:27.18 ID:3FrzmiYZ0

 ただようおめでとうムードのようなもの。悪い気はしない。
 俺は零華に、奈雨は伯母さんに背中をぽんと押されて、お互い向き合う。

「それで、お兄ちゃんはどうしたい?」と奈雨はにこりと笑う。
以下略 AAS



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