285:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:27:50.56 ID:3FrzmiYZ0
「そうなのね。奈雨、よかったじゃない」
伯母さんは特に言葉尻を捕らえてはこなかった。
これまでの傾向からして、それよりも奈雨の反応を見て楽しもうとしたのだろうと思う。
「うん、よかった」
だから、普通に肯定してしまうのはあまりいい反応とは呼べないだろう。
「わたしとしてはどっちでもいいってことにしとく」
と奈雨は視線を俺に向けてくる。
その時は少し照れが見え隠れしていたようで、伯母さんは満足げに頷く。
「先輩! ここはヘタレ脱却のチャンスですよ!」
「野次るな」
「あ、はい」
零華を見るときに東雲さんやら胡依先輩の表情が目に入る。
みんなそこそこ笑っていた。
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