275:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:20:21.27 ID:3FrzmiYZ0
「あー、えっと、キスだけでいいよな」
「……まあ、今のところはね」
276:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:21:17.91 ID:3FrzmiYZ0
【文化祭 2ー1】
「未来くん、ちょっと眠そうじゃない?」
277:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:22:07.37 ID:3FrzmiYZ0
【文化祭 2ー2】
「それじゃあ私は、白石くんにお願いしようかな」
278:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:22:43.25 ID:3FrzmiYZ0
俺が描いている間、萩花先輩はペラペラと部誌を見ていたが、その中の数ページに目を留めた。
「これ、あの子が描いたの?」
279:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:23:13.14 ID:3FrzmiYZ0
「どうして胡依ちゃんが答えるの?」
「どうしてって、私のシノちゃんをとろうだなんて……」
280:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:24:47.32 ID:3FrzmiYZ0
【文化祭 2ー3】
最初こそ高校棟の混雑を避けるようにお客さんが入ってきていたが、時間が経つとそういう人たちはめっきり減ってしまった。
今のところ売れ行きは問題ない。ほぼ萩花先輩と、ぞろぞろと連れられてきた美術部員のおかげではあるが。
281:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:25:33.77 ID:3FrzmiYZ0
「どうも」
「どうも」
282:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:26:07.73 ID:3FrzmiYZ0
「いえいえ。わたし全然うまく描けないと思いますし」
「んー……部活は何か入ってるの?」
283:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:26:42.43 ID:3FrzmiYZ0
「見境ないですね、胡依先輩」
「まあかわいい子だからね。声は掛けとかないと」
284:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:27:17.53 ID:3FrzmiYZ0
ソラの声が少し大きかったから、急にみんな静かになる。
というより俺に注目が集まる。なんとなく緊張する。
奈雨は俺をきょとんとした目で見つめてくる。
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