追われてます!'
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222:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:20:24.22 ID:ZdvxIxQI0

【文化祭 1ー8】

 二度目の公演を終え、ふらっと部室に立ち寄ると、俺以外の三人の部員が揃って談笑していた。

以下略 AAS



223:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:20:58.52 ID:ZdvxIxQI0

「白石くんは奈雨ちゃんのこと見に行ってたんでしょ?」

「そうです」

以下略 AAS



224:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:21:26.11 ID:ZdvxIxQI0

「でもシノちゃんがダウンしてたからどのみち行けなかったけどね」

「部長さんが『最大スピードで』って言ったのが悪いです」

以下略 AAS



225:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:21:53.70 ID:ZdvxIxQI0

「シノちゃんは私といるとして、白石くんは何か予定あったりする?」

「今のところはないです」

以下略 AAS



226:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:22:37.10 ID:ZdvxIxQI0

「うわ白石くんひどーい」

「自分で言ったんでしょ」

以下略 AAS



227:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:24:11.17 ID:ZdvxIxQI0

【ライバル】

 ソラとクラスに寄ってから家に帰ると、すでに食事の支度を済ませた佑希がソファに身をあずけていた。

以下略 AAS



228:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:24:54.27 ID:ZdvxIxQI0

「俺に連絡したからそれでいいと思ったんじゃない」

「……まあ、うん。わかってるよそのくらい」

以下略 AAS



229:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:25:41.02 ID:ZdvxIxQI0

 奇妙な沈黙が流れる。
 佑希は感情を押し止めるように、俯いていた顔を上げ、自分の肩を抱いている手をそっと下へと移す。

 小さく息をつき、また俺の方に向き直って、
以下略 AAS



230:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:26:21.89 ID:ZdvxIxQI0

「あたしも、もうちょっとだけでも苦手なことをがんばろうって思っちゃった」

 佑希の苦手なこと、というのがいまいちしっくりこなくて、つい微妙な表情をしてしまった。
 すると彼女は、「あー」という形に口を開けて、遠慮がちに笑った。
以下略 AAS



231:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:27:04.44 ID:ZdvxIxQI0

「……冗談だろ?」

「なわけないじゃん。嘘ついたって意味ないし」

以下略 AAS



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