【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
1- 20
58: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:26:38.29 ID:tCiOWLnR0

……

今日の収録もなんとか終わり、帰り支度をしていたところに杏奈ちゃんがやって来た。

以下略 AAS



59: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:27:08.01 ID:tCiOWLnR0

6 〜クリスマス当日〜

可奈「はっ……はっ……!」

以下略 AAS



60: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:30:36.43 ID:tCiOWLnR0

7 〜クリスマス当日〜

静香「まずは状況を整理しましょう」

以下略 AAS



61: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:31:09.88 ID:tCiOWLnR0

静香「百合子、悲観するにはまだ早いわ。最後の杏奈の発言のおかげで、百合子は自分の推測に違和感を感じたんでしょう?そこに必ず何かヒントがあるはずよ。そうね、例えば『同じ努力』って言葉。確かに杏奈の思いについては今はわからない。でも杏奈がどんな努力をしていたか。それなら一番近くで杏奈を見ていた百合子ならわかるはずよ」

静香ちゃんは私を励ますどころか議論を先へと誘導してくれる。自分だって元気がない癖に。私はまた泣きそうになるのをぐっとこらえて、頭を回転させる。

以下略 AAS



62: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:31:37.36 ID:tCiOWLnR0

百合子「じゃあ杏奈ちゃんは、何を調べていたんだろう?」

謎は謎のままだ。疑問は次々生まれる。でも確実に前に進んでいる。そんな実感が静香ちゃんにはあるのかもしれない

以下略 AAS



63: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:32:19.95 ID:tCiOWLnR0

静香「律子さんのラジオよ。一週間前の。百合子、私たちは近すぎるがゆえに大きな勘違いをしていたのかもしれないわ。」

百合子「近すぎるが故の勘違い?」

以下略 AAS



64: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:32:46.88 ID:tCiOWLnR0

静香「百合子、今度はあなたの名前でエゴサーチをしてみて」

百合子「え!?私の名前?」

以下略 AAS



65: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:33:16.70 ID:tCiOWLnR0

静香「たぶん。……たぶん杏奈は百合子に自信を持ってほしかったんだと思う」

百合子「自信?」

以下略 AAS



66: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:33:48.83 ID:tCiOWLnR0

静香「ごめんなさい。落ち込んで泣いている百合子に何か声を掛けようと思ったんだけど……実は、気の利いた言葉が思いつかなかったの」

ごめんなさい。と静香ちゃんが頭を下げる

以下略 AAS



67: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:34:27.70 ID:tCiOWLnR0
8 〜クリスマス当日〜

駅前から目抜き通りを進み、2つ目の狭い路地を左に進むと「シカゴ」という名の楽器店がある。切妻屋根の小さなその店はまるでそこだけ飛び出す絵本のようにビルが並ぶオフィス街の現実的な雰囲気には溶け込めずにいる。だがあたしたちは今回その路地を直進し、少し歩いたところにある街灯の下に陣取った。路上ライブをするためだ。だが――

翼「ねえねえ、ジュリアーノ、瑞希ちゃん。奈緒さんのラジオ聴いた?わたし、すっごく笑っちゃいました〜」
以下略 AAS



68: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:34:55.95 ID:tCiOWLnR0

翼「え!?マジックショーをやりにきたんですか、私たち!せっかく自転車で飛ばしてきたのにそれはないですよ〜」

翼はむくれた顔で、両足スタンドで止めてある自転車を指さす。

以下略 AAS



121Res/164.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice