【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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481:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:44:21.13 ID:TS+ShyS90

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 そんなめぐみを見つめて、あきらはぼそっと演劇部のふたりぐみに呟いた。

以下略 AAS



482:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:44:47.82 ID:TS+ShyS90

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 初夏の空気も相まって、校庭は熱気に満ちていた。そんな中を、生徒たちは元気いっぱい、ボールめがけて走り回る。体育のサッカーの授業中だ。

以下略 AAS



483:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:45:14.03 ID:TS+ShyS90

「わかってくれたらいいさ」

 シュウはすでに薄っぺらい笑みを顔に貼り付けていた。

以下略 AAS



484:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:45:43.69 ID:TS+ShyS90

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 放課後、ゆうきはジャージに着替えて木工室の引き戸を開けた。補習や居残りという言葉にわくわくする子どもはそうはいないだろう。例に漏れず、ゆうきも暗澹たる気持ちだった。

以下略 AAS



485:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:46:10.71 ID:TS+ShyS90

「? あら、私たちのことを知っているの?」

 めぐみが問いかけると、鈴蘭はブルブルと首を振った。

以下略 AAS



486:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:46:38.71 ID:TS+ShyS90

「じゃ、はじめるか。王野。後藤」

「はい……。って、わたしたちだけですか?」

以下略 AAS



487:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:47:06.49 ID:TS+ShyS90

「うん、しっかりできているな。後藤は物作りが得意なんだな」

「ふふん、当然よ。昔から色々な習い事をしてきたもの。これくらい――」

以下略 AAS



488:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:47:32.63 ID:TS+ShyS90

 ゆうきの中ではてなマークが増えただけだった。話の内容は四分の一もわからなかったけれど、ただひとつ、ゆうきには確かに分かることがあった。

「あの」

以下略 AAS



489:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:47:58.99 ID:TS+ShyS90

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 結局その日は、けがき作業だけで終わってしまった。明日は慎重に切断をしていくぞ、という松永先生の予告で、翌日も居残りが確定した。

以下略 AAS



490:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:48:25.73 ID:TS+ShyS90

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 その少し前のこと。ゆうきが更衣室でジャージに着替えている頃、2年B組の教室では、HRが終わり、生徒たちは各自帰り支度や部活動の準備などにいそしんでいた。そんな中、窓際後ろに席を置く彼女は、ひとりきりで、ささっと帰り支度を終えていた。そのまま、カバンを持ち、席を立つ。と――、

以下略 AAS



491:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 20:48:53.83 ID:TS+ShyS90

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 ノコギリ挽きについても、松永先生はやはり積極的に答えを言うようなことはなかった。ゆうきが何度も失敗して、自分で学んでいくのを待っているようだった。なかなかまっすぐに切断できないゆうきを、忍耐強く、辛抱強く、見守り続けてくれているように、ゆうきには思えた。やがて、ゆうきは松永先生に見守られたまま、端材をまっすぐに切り落とすことができるようになった。切断した端材はいくつに及んだだろうか。ゆうきの足下は切断するときに飛び散る木屑でいっぱいになっていた。

以下略 AAS



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