【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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130:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:25:45.06 ID:eQRkBpc+0

「ニコ……」

「大丈夫。人はそう簡単に誰かを拒絶したりしないわ」

以下略 AAS



131:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:27:13.35 ID:eQRkBpc+0

「ニコ?」

「……でも、それは勇気の王子としての言葉グリ。ブレイは勇気の王子である前に、ブレイグリ」

以下略 AAS



132:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:28:14.25 ID:eQRkBpc+0

「っ……ブレイ!」

「フレン!」

以下略 AAS



133:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:30:05.44 ID:eQRkBpc+0

「……いいだろう。今日こそは、その紋章をいただいていく! ウバイトール!」

 ゴーダーツが手を掲げる。薄暗い空が割れ、そこから欲望の化身たるあやふやな存在が地に墜ちる。それはすぐそばの街灯に取り付き、そして欲望に満ちた怪物が誕生する。

以下略 AAS



134:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:31:02.12 ID:eQRkBpc+0

「ぐっ……黙れ……黙れぇええええええええええええええええ!!」

 ゴーダーツが掴まれた足に力をこめる。まずいと思ったときにはすでに、ユニコはゴーダーツの圧倒的な脚力によって吹き飛ばされていた。足を踏ん張り、道路を削ってなんとか止まる。

以下略 AAS



135:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:32:30.72 ID:eQRkBpc+0

 瞬間、空色の光がユニコの周囲で爆ぜた。それはしなやかでなめらかで、しかし雄々しい激流のごとき光。ユニコは確信した。これこそが、自分が持つ優しさの力なのだと。

「……フレンは、私が守る!!」

以下略 AAS



136:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:33:59.06 ID:eQRkBpc+0

 ひとりではない。だから、戦える。ユニコはそっとフレンを下におろす。そして、ふたりは手を取り合い、頷き合う。

 薄紅色と空色の光が、その場を埋め尽くす。

以下略 AAS



137:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:35:17.38 ID:eQRkBpc+0

「グリぃ。ごめんグリ……」

「ブレイ……」

以下略 AAS



138:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:36:29.33 ID:eQRkBpc+0

「……さて」

「覚悟はいいかしら、ゴーダーツ」

以下略 AAS



139:名無しNIPPER[saga]
2018/01/14(日) 17:38:09.33 ID:eQRkBpc+0

 ロイヤルストレートの光が、あまりにも呆気なくかき消される。それはまるで、排水溝に吸い込まれる水のように、あまりにも簡単に、何かに飲み込まれるようにかき消えたのだ。

「なっ……何が起きたの!?」

以下略 AAS



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