3: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:33:58.97 ID:x1T0rpkl0
あ、ちひろさんが事務所前の掃除をしている。
4: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:34:56.08 ID:x1T0rpkl0
今回はちひろさんのためなんだけどな、出かけた言葉を必死で飲み込む。
サプライズにならないのと、天才は結果で見返すものだという確固たる意思だ。
5: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:36:07.09 ID:x1T0rpkl0
「俺は立場上晶葉を怒らないといけない」
「いつものか……?」
6: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:37:22.55 ID:x1T0rpkl0
おかしい、体力が無さ過ぎる。レッスンちゃんとやってるはずなのにな。別にトレーニングをするべきか。
それは後で検討するか。今はロボについてだ。コンセプトはどんなものがいいだろうか。
7: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:38:00.99 ID:x1T0rpkl0
大きなロボを作るということで難航するかと思われた作業は存外早く終わった。
今回の製作にあたってちこく回避ロボという前例があったのがよかったな。
8: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:39:08.67 ID:x1T0rpkl0
ふう、事務所に来るまでなかなかに時間がかかってしまった。それも仕方ない、こんな大きなロボを持っているのだから。
それでももってこれたのは私の技術の粋を集めた鞄の力だろう。
9: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:40:18.89 ID:x1T0rpkl0
黙々とロボの準備をする私をちひろさんは掃除の手を止めて見ていた。
よし、準備完了。汗もかいてないのに腕で額を拭う仕草をする。一仕事終えた気になれるだろ。
10: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:41:53.76 ID:x1T0rpkl0
喜びもつかの間、異常な駆動音を聞こえてくる。見ると溜め込んだ落ち葉をばら撒いている。
11: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:42:26.86 ID:x1T0rpkl0
「もう、あまり危ないことはしないでくださいね」
「すみませんでした……」
12: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:43:17.32 ID:x1T0rpkl0
さて、これで終わればいい話だったのだろうけれど、そうは問屋がおろさない。
すっかりと事務所でくつろいで気を抜いていた私だった。
13: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:44:02.04 ID:x1T0rpkl0
「晶葉、俺がいないときに危ないことはしたらだめだって言ってただろ」
「はい……」
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