9: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:40:18.89 ID:x1T0rpkl0
黙々とロボの準備をする私をちひろさんは掃除の手を止めて見ていた。
よし、準備完了。汗もかいてないのに腕で額を拭う仕草をする。一仕事終えた気になれるだろ。
「えっと……、これはなんですか?」
「超・枯れ葉お掃除ロボだ!いつも掃除してくれているちひろさんのために効率を浴するために作ったのだ!」
「まあ……、私のために……。本当にいいんですか?」
「これが私からの誕生日プレゼントだ。見てておくれよ。行け!超・枯れ葉お掃除ロボ!地上の葉を吸い尽くすのだー!!」
手元のリモコンを操作すると、超・枯れ葉お掃除ロボが音を立てて起動した。
ブロロロロン、機械特有の振動が上に乗る私を襲う。なんて心地よさだ。
ゆっくりと移動をしながら落ち葉を吸い始める。完璧だ!ははは!やはり私は天才だぞ!
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