5: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:36:07.09 ID:x1T0rpkl0
「俺は立場上晶葉を怒らないといけない」
「いつものか……?」
「ああ、いつものだ。歯を食いしばれ」
そういってPは私のでこに控えめにデコピンをした。いつものことながらあんまり痛くなかった。
言わばお仕置き、これは叱りましたというスタンスを取りこの件を終わりにする儀式のようなものだった。
立場上と宣言したり、口角が上がっていたり、やはりPは私に激甘だった。
出来の悪い子ほどかわいいというやつだな。あ、自分で言ってて悲しくなってきた。私は天才、私は天才。
「これに懲りたら今後同じミスをやらかさないように!」
「はい!」
「返事だけは無駄にいいな。よし、しっかり反省しているようだし解散。夜更かしはするなよ」
「了解!」
Pの説教?が終わると私は一刻も早く家に帰った。しかし、悲しいかな。気持ちは逸るが肝心の体はついてこなかった。
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