4: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:34:56.08 ID:x1T0rpkl0
今回はちひろさんのためなんだけどな、出かけた言葉を必死で飲み込む。
サプライズにならないのと、天才は結果で見返すものだという確固たる意思だ。
今回のロボは事務所で作るわけにもいかない。出来ることなら今すぐ家に戻って製作し始めたい。しかしレッスンが……、ああ、もどかしい。
結局今日のレッスンは集中力が足りないとトレーナーに怒られてしまった。
事務所に戻るとPがいかにも怒っているというように腕を組んで立っていた、がどうにも口角が上がってしまっている。
「晶葉、トレーナーさんから連絡が来たぞ」
「今日のレッスンのことか……」
「どうにも身が入っていない。なにか悩み事があるのかとトレーナーさんが心配していたぞ」
「悩み事といえば悩み事だが……」
「晶葉のことだから作りたいロボが出来ただけですと伝えておいたぞ」
なんと、そこまでばれていたか。というよりトレーナーの一言でそこまで理解するとは流石は私の助手だな。
まあ、私が分かりやすい性格をしているだけなのかもしれないが。
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