3: ◆foQczOBlAI[saga]
2017/12/15(金) 01:33:58.97 ID:x1T0rpkl0
あ、ちひろさんが事務所前の掃除をしている。
「こんにちは」
「あ、こんにちは。晶葉ちゃん」
こちらに気がついたちひろさんが作業の手を止めて挨拶をしてくれる。
Pが前にちひろさんが毎日笑顔で迎えてくれるから仕事を頑張れると言っていたな。なるほど、これはなかなかに清々しい気分になるな。
シャコ、シャコと聞きなれた音を立てながら箒を動かすさまは見慣れた風景の一部となっていたがそういえば大変そうだな。
「そうか、これだ!」
「なにかいいアイディアでも浮かびました?」
突然、奇声を上げた私をちひろさんはいつものことだと優しい目で見守る。
「ああ、素晴らしいアイディアだ!」
「くれぐれも周りに迷惑をかけないようにしてくださいね」
釘を刺された。まあそうだろう、信用は多分ない。いや、逆方向の信用、なにかやらかすのではないかという信用なら多分ある。
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