9:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:22:53.84 ID:dW68xNSs0
チト「....おい」
ユーリ「ごめんごめん!いやーそれにしてもいいところ見つけたねぇ」
10:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:23:35.17 ID:dW68xNSs0
チト「雨だ」
ユーリ「あれぇ雪じゃないの?」
11:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:24:09.38 ID:dW68xNSs0
チト「いやそれはわかるんだけどさ。なんでそんなことする必要があるんだってこと」
ユーリ「....お腹空いた時にさ。あーこれ美味しかったなぁー、とか思ったり、この時の私はご飯食べてたなーって、記録見るたび思い出せば、お腹も膨れると思った。うん!そう思った!」
12:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:25:25.66 ID:dW68xNSs0
チト「でもユーを撮って後で見返しても、私はお腹は膨れない。だったら撮る意味ないだろ」
押し返す。
13:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:26:13.47 ID:dW68xNSs0
ユーリ「やった!じゃあお願いねちーちゃん!」
カメラの画面を私に向けた。画面には、改めて口にレーションを咥えて、ウィンクをするユーがボケて映っている。
14:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 01:26:48.77 ID:dW68xNSs0
今日はここまでです。話は書き終わっているので適当な時間に。眠いので寝ます。
15:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 11:33:19.23 ID:dW68xNSs0
ユーリ「てってんくらーと」
ざーざー。
チト「ケッテンクラート」
16:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 11:34:08.86 ID:dW68xNSs0
ユーリ「ケッテンクラート、ここに運ぼうよ」
覚えてたのか。そう思ったけど、細かいことをいちいち気にしてたら、ユーの全てが気になってしまう。そこは流しておいて、私は最後の一口を口に放り込む。
チト「ここ、狭くて運べない」
17:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 11:34:51.69 ID:dW68xNSs0
チト「どうやって」
ユーリ「ほら、燃料入れるところから」
18:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 11:36:52.65 ID:dW68xNSs0
チト「お前ガソリンの味しらないだろ」
ユーリ「ちーちゃんは知ってるの?」
19:名無しNIPPER[sage]
2017/12/08(金) 11:38:00.33 ID:dW68xNSs0
ケッテンクラート。私たちが塔を目指す時に渡された乗り物。ずっと一緒だ。でも遅い。
ユーは私にこう言った。なんの前触れもなく。振り続ける雨を見ながら。
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