モバP「中野有香と怪しい武術プロデューサー」
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27:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:23:48.00 ID:AW4FyFFm0

丸眼鏡の両腕が、あたかも二匹の蛇のように襲いかかってくる。

翻す。受け流す。俺の体には当たらない。
再び打突が繰り出される。一見無造作に放たれるそれらはしかし正確に俺の勁口を捉えていた。
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:25:43.58 ID:AW4FyFFm0

目にも止まらぬ縦横無尽の天連撃。
ひとつひとつが致命傷となる恐るべき攻勢に晒される。

そうやすやすと当たってたまるかよ。俺は両腕に内勁をそそぎ込む。
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:27:26.57 ID:AW4FyFFm0

「無様だな」

悪役っぽいセリフ。普段の声は結構高い。

以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:29:19.01 ID:AW4FyFFm0

――

「プロデューサーの反応が、消えた!?」

以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:29:52.57 ID:AW4FyFFm0


――


以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:30:58.28 ID:AW4FyFFm0

潮の香りがして目が覚めた。

月明かりがまばらに床に差し込んでいる。

以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:33:28.43 ID:AW4FyFFm0

たかが一般人相手にこんなに雁首揃えてやってくるとは。
蛇老会とはよほどやることがないと見える。いつも麻雀してるのか。

俺は間近に来た組長(会長?)にそう訴えかけた。
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:37:28.46 ID:AW4FyFFm0


なんだ。

じゃいいじゃん。
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:39:38.54 ID:AW4FyFFm0

「なんじゃあテメェは!!」

「どこの組のもんだコラァ!」

以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 19:41:14.31 ID:AW4FyFFm0

「どうして、何も言ってくれなかったんですか」

彼女の歩調は変わらない。ゆっくりと大地を踏みしめて近づいてくる。
一歩ごとに彼女の内勁が強まっていくのが感じられた。これは、練勁――。
以下略 AAS



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