405:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:15:14.49 ID:DNR4q8jP0
【番外編〜未来はミルクで作られる〜】
406:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:19:50.38 ID:DNR4q8jP0
彼はいま僕を背にして、コーヒーミルを使い自身の手で豆を挽いていた。
マスターの無骨な背中には哀愁を覚えてしまう。
407:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:23:57.90 ID:DNR4q8jP0
僕が手元の飲み物を半分ほど飲み終えた頃。
ふと、彼が手を止めて僕に語りかけてきた。
408:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:39:52.10 ID:DNR4q8jP0
芳醇な香りのコロンビアはやはり良いものだ。
エスプレッソとはまた一味違ってくる。味も苦くてなんとなく似ているなぁ。
409:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:40:50.97 ID:DNR4q8jP0
やれやれ、という表情のマスターは続けて言う。
「そういえば今日はあのお嬢さんはどうした?」
410:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:51:29.99 ID:DNR4q8jP0
マスターは意地の悪い笑顔を浮かべて僕に向き合う。
「そういやお前、気に入った子がいると昔よくここに連れてきてたな」
411:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:02:03.94 ID:DNR4q8jP0
店の入口に備えられていた鈴の音を背中に受け、それを合図に僕はまくしたててみた。
「いいですか?そもそも胸が大きい子は良いんですよ」
412:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:10:36.21 ID:DNR4q8jP0
い、いつの間に店内に!?
まさかあの時の鈴の音は来客を知らせるための……!?
413:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:16:39.49 ID:DNR4q8jP0
この喫茶店での一件以来、サンディの日課が一つ増えた。
414:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:19:40.24 ID:DNR4q8jP0
この手の番外編たくさん作っておりまして。昨今長くお待たせしているゆえ投下する事こそが大事。
もちろん本筋も大事にしております。
こうして未だに見てくださる方々に感謝をば。感想レス本当に嬉しいです。
これからも緩く続いていければと思うので、たまに見に来てくれると幸いです。
415:名無しNIPPER[sage]
2018/07/03(火) 04:08:36.10 ID:IFXF04iLo
お疲れ様です
頑張れ豊かな胸を目指して
598Res/293.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20