411:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:02:03.94 ID:DNR4q8jP0
店の入口に備えられていた鈴の音を背中に受け、それを合図に僕はまくしたててみた。
「いいですか?そもそも胸が大きい子は良いんですよ」
「ほぅ」
「あのたわわな感じで、両の手にギリギリ収まらない辺りがベストですかね」
「ほほぅ」
「弾力性があり、先端の部位すらも神々しく思えるようなお椀形で
水着に着替えたらはちきれんばかりのグラマラスさがたまらないと思わないんですか!?」
「お前のタイプは胸の大きい子ってわけでいいんだな?」
「いやそれだけがタイプじゃないですが、大きかったら最高のオプションですね」
「んじゃ、胸の小さい子はどうすんだよ?」
「そりゃ牛乳でも飲んで育ててもらうほか無いでしょう!?」
「だってよ、お嬢ちゃん」
「………………は?」
マスターは僕の後ろに向けて言葉をかける。
僕は間髪入れずに振り返って、その言葉の方向を見る。
そこには、玄関付近に本屋の紙袋を抱えたサンディがいた。
598Res/293.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20