404:名無しNIPPER[sage]
2018/07/02(月) 22:05:49.76 ID:tv3J+4f90
もうほんと…浄化される…
いつもありがとうございます
405:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:15:14.49 ID:DNR4q8jP0
【番外編〜未来はミルクで作られる〜】
406:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:19:50.38 ID:DNR4q8jP0
彼はいま僕を背にして、コーヒーミルを使い自身の手で豆を挽いていた。
マスターの無骨な背中には哀愁を覚えてしまう。
407:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:23:57.90 ID:DNR4q8jP0
僕が手元の飲み物を半分ほど飲み終えた頃。
ふと、彼が手を止めて僕に語りかけてきた。
408:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:39:52.10 ID:DNR4q8jP0
芳醇な香りのコロンビアはやはり良いものだ。
エスプレッソとはまた一味違ってくる。味も苦くてなんとなく似ているなぁ。
409:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:40:50.97 ID:DNR4q8jP0
やれやれ、という表情のマスターは続けて言う。
「そういえば今日はあのお嬢さんはどうした?」
410:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 02:51:29.99 ID:DNR4q8jP0
マスターは意地の悪い笑顔を浮かべて僕に向き合う。
「そういやお前、気に入った子がいると昔よくここに連れてきてたな」
411:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:02:03.94 ID:DNR4q8jP0
店の入口に備えられていた鈴の音を背中に受け、それを合図に僕はまくしたててみた。
「いいですか?そもそも胸が大きい子は良いんですよ」
412:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:10:36.21 ID:DNR4q8jP0
い、いつの間に店内に!?
まさかあの時の鈴の音は来客を知らせるための……!?
413:名無しNIPPER[saga]
2018/07/03(火) 03:16:39.49 ID:DNR4q8jP0
この喫茶店での一件以来、サンディの日課が一つ増えた。
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