【ポケモン】たんぱんこぞうのゴロウ
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18: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 17:58:50.79 ID:4lJng8t70
ポケモンの治療を終えるとゴロウはコトネと握手した。
彼はコトネに手を振って見送った。

「じゃあな。すぐに追いついてやるから!」

以下略 AAS



19: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 17:59:27.49 ID:4lJng8t70
コトネと別れてから半年後。ゴロウは旅に出た。

スクール自体よりも多くの勝負を重ねた。

手持ちは増えた。ラッタの他にアーボとヌオーをゲットした。
以下略 AAS



20: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 17:59:53.27 ID:4lJng8t70
ある宿でゴロウはテレビを見ていた。ポケモンリーグの開催だ。

64人のトーナメントが行われる。

優勝者、準優勝者は四天王との総当たり戦参加の権利が与えられる。
以下略 AAS



21: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:00:21.31 ID:4lJng8t70
ゴロウはコトネのページの記事だけ読み飛ばした。

彼女の試合時間はテレビを消した。

しかし、3日後にはそうもいかなくなった。
以下略 AAS



22: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:01:00.67 ID:4lJng8t70
「キミのヌオーはカントーにはいないポケモンでね。どうだい? 私のサンダースと交換しないかい?」

アサギシティでゴロウは交換を持ちかけられた。

相手はアクア号から降りてきたジェントルマンだ。ゴロウはこの紳士と勝負した。
以下略 AAS



23: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:01:29.68 ID:4lJng8t70
宿に戻るとゴロウはラッタだけをボールから出した。そして言った。

「コトネのアリゲイツはオーダイルに進化していたよ。電気タイプか草タイプがいないと、正直、勝負にならないかもしれない」

「―――実は、今日、交換を持ちかけられたんだ。ヌオーとサンダースの交換だ。もしかしたら最初は慣れないかもしれないけど、同じポケモンだ。サンダースと仲良くなれないことはない」
以下略 AAS



24: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:01:59.05 ID:4lJng8t70
ゴロウは夢を見た。

進化する前のコラッタと一緒に遊んでいた風景だ。

彼はトレーニング用のサンドバックを指さし、『たいあたり』の指示を出した。
以下略 AAS



25: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:02:30.21 ID:4lJng8t70
ゴロウは4つ目のジムバッチを手に入れたところで旅を終えた。

キキョウシティで出てから2年が経っていた。

旅を止めたのはチョウジタウンでヤナギに負けた後、はっきりと言われたからだ。
以下略 AAS



26: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:02:59.39 ID:4lJng8t70
「―――使用ポケモンを選ぶ時の基準は『ジムバッチの数』だ。キミは4つ持っている。だから私はそれに見合ったポケモンを出した。そして、キミは負けた」

「ええ。でも、いい勝負はできていましたよ」

ゴロウは語気を強めていった。
以下略 AAS



27: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:03:28.00 ID:4lJng8t70
「キミのために、あえて、はっきり言わせてもらおう。キミはトレーナーとして実力が不足しているんだ」

「―――今までキミがバッチをもらったのは、ハヤト、シジマ、ミカン、ツクシだったね? ジムリーダーとして、彼らは優しい。挑戦者にバッチを授与する割合が高いんだ」

「シジマの馬鹿などは10人が挑戦すれば7、8人に渡してしまうくらいだ。あいつは熱意のあるトレーナーに肩入れするきらいがある。協会から注意勧告を先日食らったほどだ」
以下略 AAS



28: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/09/29(金) 18:03:58.72 ID:4lJng8t70
夜。ゴロウが「いかりのみずうみ」のほとりで座っていると、ヤナギが毛布を持ってきてくれた。ゴロウの肩にかけた。

「さっきはすみませんでした」

「ああ。いいんだよ」
以下略 AAS



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