14: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:15:31.97 ID:qeoTwk+V0
「ひやゃあ!?」
今まで聞いたことのない、素っ頓狂なまゆの叫び声を聞き、光は一瞬で事態を把握した。
15: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:16:20.04 ID:qeoTwk+V0
***
(キャラ違くないか!?)
16: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:16:59.99 ID:qeoTwk+V0
「も、もしもし」今度は智絵里の声だ。
「大丈夫か、智絵里!?」
17: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:19:34.61 ID:qeoTwk+V0
***
「そう簡単には帰しませんよぉ!」
18: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:20:17.43 ID:qeoTwk+V0
バスがタクシー乗り場を通り過ぎ、目的地に停まったのが見える。
「あっ、おばあちゃん。無事に降りたみたいでよかった!」
19: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:20:55.32 ID:qeoTwk+V0
「はぁ、はぁ……おばあちゃん……この……荷物」
おばあちゃんはそれを不思議そうに見ている。
一方の男子は、何かに気づいたかのような驚愕した表情でまゆを凝視した。
20: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:21:35.05 ID:qeoTwk+V0
おばあちゃんは口元に手を当てたまま、あんぐりしている。
男子は相変わらず金魚のようだ。
まゆはクラっときて、後ずさった。
そこで、タクシー乗り場の看板が目に入る。
21: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:22:24.30 ID:qeoTwk+V0
***
「追われてますよ! どんどん近づいてくるッ!」
22: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:23:08.79 ID:qeoTwk+V0
「「プロデューサーさん!」」
そのとき、雪乃と智絵里の呼ぶ声が聞こえた。
聞きなじみのある心地よい声だ、と彼は思った。
23: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:23:48.45 ID:qeoTwk+V0
「いやぁ、今日は大変申し訳なかった。原因究明ののち、必ずや取材を再び行おう」
「いえ、そちらも大変でしたね。取材は、やはり十分にはできませんでしたか」
24: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/09/07(木) 21:24:33.06 ID:qeoTwk+V0
「わかりました。では、今、調整いたしましょう」
「うむ、よろしく頼む。それでは、乗りたまえ」
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