【ミリマス】瑞希「優しく触れて」未来「いいのかな」
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5: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/05(火) 23:46:31.60 ID:BR/KkC5P0

「指を増やす? 両手でする? もっと力が入るように、後ろから抱きしめるみたいに触った方がいい?」

自分を見つめる未来の瞳に、親切心以外が見当たらない。

以下略 AAS



6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/05(火) 23:50:12.85 ID:BR/KkC5P0
===

試着室に備え付けられた、大きな姿見はひんやりと冷たい。

鏡なのだから当然だが、背中を通して伝わる冷気は
以下略 AAS



7: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/05(火) 23:52:38.40 ID:BR/KkC5P0

そも、試着室の中は狭い。それでも頑張れば二人から三人。
いや、四人ぐらいなら無理して入れるかもしれないこの場所で、しかし、未来は瑞希に近寄った。

この突然にして不可解な未来の接近から、
以下略 AAS



8: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/05(火) 23:55:31.48 ID:BR/KkC5P0

ああ、あの滑らかに美しく、そしてキビキビと淀みなく動く彼女の手には見覚えがある。
それは熟練のマジシャンが観客に魅せる手の動き。

卓越したコインさばきや芸術的なカードマジックを披露する、
以下略 AAS



9: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/05(火) 23:57:42.99 ID:BR/KkC5P0

「さ、らにその後……。ふかふかの布団にくるまるような……!」

「ちょいちょい」

以下略 AAS



10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/06(水) 00:01:23.28 ID:dmdXvqiZ0

「……鎖骨は十分ほぐれました。できたら次は、別の場所を」

そしてまた、未来にとって幸運なのは瑞希がマッサージの続行を自ら願い出たことだ。

以下略 AAS



11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/06(水) 00:04:03.71 ID:dmdXvqiZ0

自分を立ててくれていることが、今の未来でも理解できた。

例えばそう、もしこのマッサージの相手がせっかちな最上静香辺りだったとすると? ……である。

以下略 AAS



12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/06(水) 00:06:52.78 ID:dmdXvqiZ0

「でも、ほぐし始めてからそんなに時間経ってないよ?」

揃えた指先を鎖骨のくぼみに引っ掛けて、こすこすと動かしながら問いかける。

以下略 AAS



13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/06(水) 00:09:34.75 ID:dmdXvqiZ0

「あ……。次は、その」

「恥ずかしがらなくてもいいよ。私、結構口も堅いから」

以下略 AAS



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/06(水) 00:10:32.33 ID:dmdXvqiZ0

「あ、ご、ごめんね!」

そしてまた、そんな子犬を見下ろす未来の表情は言葉とは裏腹にランランランと輝いていて。

以下略 AAS



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