【ミリマス】瑞希「優しく触れて」未来「いいのかな」
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6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/05(火) 23:50:12.85 ID:BR/KkC5P0
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試着室に備え付けられた、大きな姿見はひんやりと冷たい。

鏡なのだから当然だが、背中を通して伝わる冷気は
瑞希の体から熱を奪い、彼女はその分凍えてゆく。

人が寒さを感じると、まぁ、鳥肌が立つのはご存知の通り。
そうすると、その、随分と下品な話になりますがね。

……別の物だってたっちゃうのです、女の子でも。

まっ、まっ、まぁ! まずは深呼吸でもして落ち着いて。
そう、丁度瑞希自身がしているようにゆっくりと、大きく一度深呼吸。

「……どうかした?」

けれども、それを目ざとく見つけるのが未来と言う少女の勘の良さ。

おまけに今の彼女ときたらそれまでの興味一辺倒の状態に、
興奮と言う名のスパイスを加えていたものだからさぁ大変。

目の前で上下した膨らみから自分を見下ろす瑞希の方へと視線を移すと
(一応説明しておくと、瑞希の方が未来より少し背が高い)
そのまま背伸びをするようにして二人の距離を縮めたのだ。


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