ある門番たちの日常のようです
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361: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/10(火) 22:02:25.44 ID:jnMs5GG00
ブレイドを振り上げ、一度潰れた頭部の鼻先辺りを斬りつける。ついで目元と胴にも一撃ずつ加え、身動き一つないか、微かな息づかいでも聞こえないか全神経を集中して探る。

本当はこの僅かな時間でも切り上げて地下二階へ踏み込みたいところだが、相手は深海棲艦だ。一秒の油断が原因で部隊が全滅したっておかしくない。

(,,゚Д゚)「こっちの“新型”は江風が撃破した!Ostrich、そっちは!?」
以下略 AAS



362: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/10(火) 22:48:23.02 ID:jnMs5GG00
(; ̄⊥ ̄)「Огонь!Огонь!Огонь!!!」

『『『キャアアアアハアアアハハハハッ!!!』』』

床に伏せた俺と江風の上を、ファルロ達ロシア兵と“海軍”兵の一斉射が飛び過ぎる。腐りかけの人体が銃火の雨で弾け飛ぶ音が頭上から降ってくるが………足音は押しとどめられつつも止まる気配は全くない。
以下略 AAS



363:名無しNIPPER[sage]
2017/10/11(水) 01:16:05.99 ID:cRjMX2aA0
これはまたえげつない
化け物相手に特化した戦力でもいれば違いそうだけど、小型かつ俊敏な駆逐艦だから室内戦もいけるのか…


364: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/13(金) 23:24:27.58 ID:m2mV5F3y0
そして俺達としても、例えデカかろうが翻弄した上で各個撃破できる一体一体よりも数に任せて押し寄せられるこのやり口の方が遙かに厄介だ。

幸いなことに耐久力・生命力はこの形態だと非ヒト型の深海棲艦と比較しても大きく劣るようだが、こっちの銃撃がほとんど役に立たないことには変わりが無い。必然、火力が不足している俺達は白兵戦闘を強いられるわけだがそうなると数的不利の影響が諸に出る。

最悪、乱戦の最中時雨や江風に“事故”が起きないとも限らない。
以下略 AAS



365: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/13(金) 23:33:36.59 ID:m2mV5F3y0
そして、人生ってのは“希望的観測”はほとんど当たらないくせに“悪い予感”は概ね現実になる、クソゲーオブザイヤーも真っ青の超絶鬼畜仕様だ。

《Spartaチームより空挺部隊各位、応答を願う!》

程なくして無線から聞こえてきた叫び声によって、俺が想像した“最悪”は既に現実になっていたことを知る。
以下略 AAS



366: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/14(土) 00:12:33.72 ID:1FFMfYnF0
────あぁ、本当に。自身の置かれた状況が、ロクでもなさ過ぎて笑えてくる。

(,,#゚Д゚)「ファルロ、一つだけ朗報だ!!」

(; ̄⊥ ̄)「この状況のどこが!?」
以下略 AAS



367: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/14(土) 00:14:58.76 ID:1FFMfYnF0
.




以下略 AAS



368: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/14(土) 01:01:04.64 ID:1FFMfYnF0





以下略 AAS



369:名無しNIPPER[sage]
2017/10/14(土) 11:18:04.74 ID:aBmWUyDA0
おつおつ
ここまで悲惨な展開だと泣けるな…


370: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/14(土) 21:59:44.39 ID:1FFMfYnF0
いけない、いけない。

トソンは胸の内で自分自身に冷静になるよう言い聞かせる。

(-、-トソン(彼のペースに引っ張られてはいけません。いい加減、こちらも慣れなければ)
以下略 AAS



371: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/14(土) 22:03:24.75 ID:1FFMfYnF0
それにしても、“最高司令官殿”か。

先程冷静になるよう自らに言い聞かせたばかりにもかかわらず、トソンは思わず不快げに眉を顰める。
 _,
(゚、゚トソン(どの口が言いますか)
以下略 AAS



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