睦月「吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんだね」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:34:59.57 ID:2xBkgRZF0
ほら、また。夕立ちゃんと話す吹雪ちゃんの声や仕草はどこかぎこちなくて。その少しのぎこちなさが私の心を曇らせる。吹雪ちゃんにとって夕立ちゃんは特別な存在なんだろうな、って。
私とは違うんだろうなって。
♦ ♦ ♦ ♦ ♦
3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:36:12.49 ID:2xBkgRZF0
吹雪ちゃんの笑顔を見るのは嬉しい。名前とは裏腹に、その太陽のような顔で笑っていてほしい、私を照らしていてほしい。
でも、その顔が照らしているのは私じゃない。そう考えて彼女の笑顔を曇らせるようなどす黒いものが私の中に目覚めかけるが必死でそれを抑え込む。
夕立「睦月ちゃんも、いくよ!」ギュ
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:37:11.43 ID:2xBkgRZF0
きっと誰よりも努力をしている。
夕立「とりあえず、今はご飯を食べるっぽい!」
そういった夕立ちゃんに手を引かれる。そうだね、今は3人で居られる時間を大切にしよう。また、いつ、別れがくるかなんて、分からないんだから。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:38:49.55 ID:2xBkgRZF0
そうだよ、前くらい隠して。
吹雪「え〜、艦娘同士だしいいじゃん」
だめだよ、変な気持ちになっちゃう人もいるんだから。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:40:09.58 ID:2xBkgRZF0
身体が疼く。1週間に一度くらいかな。どうしても疼きを我慢できない日がある。もう我慢することをあきらめている私は躊躇することなくアソコに手を伸ばす。
睦月(本人が寝ているのと同じ部屋でこんなこと)
睦月(吹雪ちゃん…吹雪ちゃん…)
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:43:34.73 ID:2xBkgRZF0
川内「了解!」
指示を聞いた川内さんがこちらに向き直る。
川内「敵駆逐3隻、軽巡1隻ここで撃破するよ!eliteとかはいないみたいだし、落ち着いて撃破するよ!」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:44:34.67 ID:2xBkgRZF0
何が起きたの?
夕立「睦月ちゃん、大丈夫っぽい?」
そう尋ねる彼女は今にも沈みそうな身体で私に問いかける。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:45:50.05 ID:2xBkgRZF0
吹雪「とにかく早くここから離れて夕立ちゃんを入渠させてあげないと!」
分かっている、分かっているから今は何もしゃべらないで!発してはいけない言葉を発しそうになってしまうから。
夕立「ほら、睦月ちゃん行こ?睦月ちゃんが無事でよかったっぽい!」ニコッ
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:47:05.92 ID:2xBkgRZF0
吹雪「もうやめてっ!」
どうして?どうして怒るの?だって吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんでしょ?好きな人が私のせいで撃沈されかけたんだよ?
睦月「だって、吹雪ちゃんは睦月の事なんてどうでもいいでしょ?ごめんね?睦月のせいで夕立ちゃんが傷ついちゃって」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:47:54.91 ID:2xBkgRZF0
♦ ♦ ♦ ♦ ♦
就寝時間の少し前に二人は帰ってきた。
私は突っ伏したまま、顔を上げるつもりはなかった。
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:50:05.60 ID:2xBkgRZF0
身に何も纏っていない状態で吹雪ちゃんに問いかける。
睦月「きっと、いけないのは睦月だよね。分かっているよ。分かっているけどもうダメなの。」
そう自分を正当化して吹雪ちゃんの布団に潜り込む。
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