睦月「吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんだね」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:45:50.05 ID:2xBkgRZF0
吹雪「とにかく早くここから離れて夕立ちゃんを入渠させてあげないと!」
分かっている、分かっているから今は何もしゃべらないで!発してはいけない言葉を発しそうになってしまうから。
夕立「ほら、睦月ちゃん行こ?睦月ちゃんが無事でよかったっぽい!」ニコッ
睦月「どうして…」
あぁ、だめだ。もう止まらない。
睦月「どうして私なんか助けたの!夕立ちゃんの方がよっぽど強いんだから!私なんか沈んじゃっても別に大丈夫なのに!私の事なんて放っといてくれてよかったのに!別に私なんかいなくたって」
パシンッ
睦月「…え?」
顔に衝撃が走り、一瞬世界が暗転する。何が起きたの。
吹雪「睦月ちゃん、本気でそんなこと言っているの!?」
涙を溜めた吹雪ちゃんが、必死に何かをこらえるようにして問いかけてくる。右の頬がジリジリと熱を帯び始めてきてやっと気が付いた。私は吹雪ちゃんにはたかれたんだね。
睦月「うん、そうだよ。だって、夕立ちゃんの方が大事な戦力でしょ?それに比べたら睦月なんて戦力にならないんだから、沈むなら睦月の方がいいでしょ?」
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