睦月「吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんだね」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:36:12.49 ID:2xBkgRZF0
吹雪ちゃんの笑顔を見るのは嬉しい。名前とは裏腹に、その太陽のような顔で笑っていてほしい、私を照らしていてほしい。
でも、その顔が照らしているのは私じゃない。そう考えて彼女の笑顔を曇らせるようなどす黒いものが私の中に目覚めかけるが必死でそれを抑え込む。
夕立「睦月ちゃんも、いくよ!」ギュ
睦月「にゃあ!?」
吹雪「睦月ちゃん、どうしたの、そんな驚いて?」
睦月「あ、え、えっと、少し考え事をしてたにゃしぃ!え、えへへ」
私の中のどす黒い感情を抑えるのに必死で少しボーっとしていた。まずいまずい。しっかりしなきゃ。
夕立「最近、吹雪ちゃんも睦月ちゃんも訓練頑張ってるよね。私も負けられないっぽい!」
睦月「夕立ちゃんはもう改二なんだから、そこまで頑張る必要ないんじゃないかにゃぁ?」
夕立「二人が頑張っているんだから、私も頑張るの!」
吹雪「あはは、よぉし、私たちも早く改二になれるように頑張らなきゃ!ね、睦月ちゃん!」
睦月「う、うん!」
そう。努力はしている。私も改二になれば、夕立ちゃんのように吹雪ちゃんの特別になれるかもしれない。だって、吹雪ちゃんの夕立ちゃんに対する態度が変わったのは夕立ちゃんが改二になった時からだから。
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