ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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56:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 19:36:58.38 ID:0zLMCoDIo


カウンターから、正面玄関から入ったとおりまっすぐ歩いて突き当たりを右に曲がる。
すると書架と壁に囲まれた小さなスペースがあって、
その隅の方に、今わたし達から見て向かいにドアがあった。
以下略 AAS



57:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 19:41:00.61 ID:0zLMCoDIo

小さな図書館の片隅で、泉さんに会うとは。

七重の家で幾度か会ったことがある。時々訪れているそうだ。
おばさんとおじさんが高校の時、
以下略 AAS



58:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 19:45:02.31 ID:0zLMCoDIo
古泉「そう言えば一くんが、ちょうど帰ってきてましたよ。会ったら喜ぶと思いますが」

こなた「え、あの子戻ってきてたの? でもまたすぐ行かなきゃいけないんでしょ?」

古泉「まだ他の場所が開いてませんから大丈夫。
以下略 AAS



59:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 19:49:04.59 ID:0zLMCoDIo
少しの間そのままでいたので、

古泉「泉さん?」

呼びかけに振り返った泉さんはさっきとは打って変わった深い瞳をしていて、
以下略 AAS



60:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 19:49:30.27 ID:0zLMCoDIo
今日はここまで


61:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 20:19:12.62 ID:21Euqby10



62:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:17:12.44 ID:MYbWWDhUo



続いて中に入ったわたしが、呆けたように周りを見回していると、
柊さんは後ろで静かにドアを閉め解説を始めてくれたのだった。
以下略 AAS



63:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:21:49.11 ID:MYbWWDhUo
悠久の時と広大無辺の静寂、正に天文学的スケールの力学の世界、宇宙。
絶対零度と真空の支配する情緒のかけらもない空間のはずなのに、
この広間の冬の星々を瞬かすような静謐に満たされた空気はどうだろう。

そう、寒くはないのに鼻腔を清々しく通り抜けるのは冬の大気の匂い。
以下略 AAS



64:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:25:51.50 ID:MYbWWDhUo

つまり、あの直感通り……。いや、まさか。
目を見開いたわたしの反応を見ながらも、柊さんは話を続けた。

古泉「銀河系、いや宇宙全体に渡って広がる知性そのものの意識の集合体があるとしよう。
以下略 AAS



65:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:29:53.21 ID:MYbWWDhUo
サキ「というと?」

古泉「一つは僕らの知っているとおり、閉鎖空間と神人を生み出す能力。
   そしてもう一つは、どう表現したらいいのか迷うけど、
   現実に合わせて自分を変えられる能力、とでも言ったらいいかな」
以下略 AAS



66:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:32:54.05 ID:MYbWWDhUo
そういえばわたしが見た悪夢の空も灰色だった。

古泉「ある日、彼は僕に神人の狩り方を教えてほしい、と言ってきたんだ。
   今の君みたいだね。
   僕は、まず紅玉化について、
以下略 AAS



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