ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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62:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:17:12.44 ID:MYbWWDhUo



続いて中に入ったわたしが、呆けたように周りを見回していると、
柊さんは後ろで静かにドアを閉め解説を始めてくれたのだった。


古泉「市立図書館とは別に、ここでは長門さんが構築した蔵書の閲覧を許してくれている。
   ほら、正面に大きい扉があるだろう。
   気が向いたら、長門さんに頼んであちらを案内してもらうといい。
   長門さんが文化的、歴史的、科学的価値があると判断した、
   古今東西の書物が収められている。書物以外の資料もあるけど」


この奥にあるという資料、そしてそれらを収集した長門さんとはどういう人物なのか、
と気になりながらもわたしは広間の全景に目を奪われていた。

確かに足元はコツコツとした平たい床石の感触があるが、
足元の遥か下(?)の方まで奥行きのある星空が広がり、まるで全てがプラネタリウムだ。

いや、いま柊さんとわたしが立つ平面上に、
放射状の位置に並び立っている幾つかのドアやその中央にあるソファを除けば、
宇宙そのものだと言っていいくらい。

館内の隅っこのほうのはずなのに、どこにこんなスペースが、というレベルではなかった。

大小様々な、色も様々な無数の星々や銀河が散りばめられ、
足元の斜め下、遥か遠くの方を横切る彗星や、
音もなく頭上を遠ざかっていくたくさんの岩塊群が見える。
まるで身体が宇宙空間に漂っているような感覚に襲われる。

ドアにしても、中央に対し同一円周上から向かうように配置されているというだけで、
壁にはめ込まれているわけではない。
今入ってきた場所から正面の、向こうのドアだけは観音開きで一番大きいが、
他は普通の、よく見る大きさだ。
そもそも、壁自体が無く、例えばドアの後ろ側にだって歩いて回りこめそうな気がする。


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