ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/05/20(土) 19:36:58.38 ID:0zLMCoDIo
カウンターから、正面玄関から入ったとおりまっすぐ歩いて突き当たりを右に曲がる。
すると書架と壁に囲まれた小さなスペースがあって、
その隅の方に、今わたし達から見て向かいにドアがあった。
ちょうどわたしがドアを見つけたとき、そのドアが開いて一人の女性が中から出てきた。
長い髪を後ろで大ざっぱに留めている。小柄ながら自信に満ちた足取り。
垢抜けた雰囲気に羨望の眼差しを向けてしまう。
柊さんとその女性がほとんど同時に足を止めた。
古泉「奇遇ですね、泉さん」
こなた「おや、古泉くん! 今かがみに会ってたところだよ」
古泉「取材ですか」
こなた「ううん、今日はぶらっと遊びに来ただけ」
柊さんを旧姓で呼ぶということは、かなり前からの知り合いらしい。
こなた「あ、サキじゃん。どうして古泉くんと一緒なの?」
サキ「こんにちは、泉さん」
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