154: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/15(月) 03:12:21.11 ID:LXRvfH1A0
投下完了。
明日は更新一回の可能性が高いです。
完成していれば19:00頃に
155:名無しNIPPER[sage]
2017/05/15(月) 10:48:14.29 ID:wIu5Q5/A0
おつおつ
ツン姉様の名声がやばいなw
実際に「ル級を翻弄する動画」なんてのが、世界に対して発信されれば文字通り伝説になるだろうし
…あと戦車組の士気の高さと対応力は、自分達にとって絶望的な状況下に「憧れの存在」が突如として馳せ参じ、窮地を見事に覆して尚も先頭に立って先導してくれるからじゃw
156: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 00:16:10.47 ID:9hQehj8k0
私たちとル級が交戦する区画に飛び込んできた、二つの人影。後続している金髪の少女が、背負っていた艤装を駆動させ4門の砲を一時にル級めがけて放つ。姿勢が安定しきらないうちに放ったこともあってか、命中は一発にとどまる。
だが、一発でも戦車の滑空砲とは威力が段違いだ。“軍艦”による一撃を背後から浴び、ル級の姿勢が再び崩れた。
「食らえっ!!」
157: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 00:18:54.50 ID:9hQehj8k0
_
(#゚∀゚)「Los, Los !!」
(#゚д゚ )「Allemann Feuerschutz !!」
158: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/16(火) 00:21:25.30 ID:9hQehj8k0
『ギぃッ!?』
鈍い金属音。
全方位から降り注ぐ砲火の中で、ル級が突然今までとは毛並みの違う呻き声を上げた。
159: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 00:36:32.69 ID:9hQehj8k0
「……っ!? なっ!?」
_
(;゚∀゚)「冗談だろ……!?“下から”だと!?」
160: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 01:06:05.08 ID:9hQehj8k0
低く、思わず背筋を伸ばしてしまうような、厳格な女の人の号令が聞こえた。
ξ;゚听)ξ「!?」
161: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/16(火) 01:28:36.04 ID:9hQehj8k0
《ル級、撃沈………っ!!!》
《っしゃああああ!!!あたしらも!!艦娘もいたとはいえあたしら陸軍も深海棲艦のヒト型と互角に戦えたんだ!!》
ξ;゚听)ξ「喜んでる場合じゃないでしょ!!次は……イ級と……」
162: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 01:53:29.79 ID:9hQehj8k0
「…………そこの車長、大丈夫か?どうも意識が混濁しているようだが」
ξ;゚听)ξそ「───へ!?あ、いえ!!」
次々と発生した事態に脳の処理が追いつかなくなっていた私の肩を、ティーガーに搭乗していた(正確には上に乗っていた)女性がポンッと叩く。
163: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 02:40:44.96 ID:9hQehj8k0
「…………」
なんか残念な感じの艦娘()の足下で、ティーガーのキューポラから顔を出している車長と思わしき少女はどうやら生身の人間のようだ。
赤みがかったツインテールの髪に、ブラウンのぱっちりとした瞳。頬はうっすらとピンク色が入り、顔立ちは東洋の血が入っているのか少し幼く感じる。少し聞こえてきたやりとりを推察するに、エミというのが彼女の名前なのだろう。
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