162: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/16(火) 01:53:29.79 ID:9hQehj8k0
「…………そこの車長、大丈夫か?どうも意識が混濁しているようだが」
ξ;゚听)ξそ「───へ!?あ、いえ!!」
次々と発生した事態に脳の処理が追いつかなくなっていた私の肩を、ティーガーに搭乗していた(正確には上に乗っていた)女性がポンッと叩く。
半分私に分けてくれてもバチは当たらねえんじゃねえかって思えるぐらいデカい胸と、白く透き通った、陶磁器のような肌が眼に飛び込んできて少しどぎまぎした。
それほど整ったスタイルなのに、彼女の服装は露出がほぼない。白いコートを肩からかけ、その下には黒のラインが入った軍服をビシッと着込んでいる。
………ただ、その服のサイズはなぜだか異様にぴっちりしており、艶めかしいボディラインははっきりと浮き出ている。背中や腕に艤装を付けているから、彼女もおそらく艦娘だろう。
因みにもう一人───ティーガーの上で何故か腰に手を当てて仁王立ちになっている女性は、灰色を基調とした軍服を着ているものの此方は肩がばっちり露出している。ついでに服の方はこれまたしっかりボディラインを協調するサイズに調整されていて、丈は短く素材は光沢を放つタイプと…………まぁ、言ってしまうなら艤装がないと「保護された痴女かな?」と首をかしげたくなる過激な服装だ。
今更ながら、何故艦娘達の多くはこうも扇情的な服装が多いのだろうか。
アレか、やっぱり極東のHENTAI大国日本発祥の技術だからこうなるのか。
ξ゚听)ξ「…………」
「………あら!」
思わず見つめてしまっていると、眼が合った。何故か、満面の笑みでふんぞり返っている。
「ふっ、ニホンで魅力に磨きをかけた結果、同じ“れでぃ”をも虜にしてしまうようになったのね。流石よね、私」
ξ゚听)ξ「何いってだお前」
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