('A`)はベルリンの雨に打たれるようです
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161: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/16(火) 01:28:36.04 ID:9hQehj8k0
《ル級、撃沈………っ!!!》

《っしゃああああ!!!あたしらも!!艦娘もいたとはいえあたしら陸軍も深海棲艦のヒト型と互角に戦えたんだ!!》

ξ;゚听)ξ「喜んでる場合じゃないでしょ!!次は……イ級と……」

『ォオオオオオオオオ………』

ズシャッというしめった音で、私の言葉は遮られそのままかき消えた。目の前には全身をくまなく蜂の巣にされて息絶えたロ級とイ級の屍が転がっている。

上空を、20機あまりの小さなメッサー・シュミットが自らの勝利を顕示するように飛び回っていた。

「それにしてもエミ、お見事な指揮だったわね!どう、貴女このまま陸軍に入隊して私達のカメラードにならない?!」

「冗っ談じゃないわよ、一般人を戦争に巻き込むつもり?

それに、私は本当に口を出しただけよ。褒めるなら撃ったハインを褒めて頂戴」

「……お前、作戦行動中に勧誘行為って、何を考えてるんだ?」

「堅いこと言わないでよグラーフ!貴女だってエミの実力は道中で見たでしょ!?」

後ろから、女性同士がやり取りをする声を乗せてキャタピラーの走行音が近づいてくる。唖然としていた私は我に返って振り返り………また、ぽかんと大口を開けて思考を止める羽目になった。

ξ;゚听)ξ「ケーニッヒ・ティーガー………?」

第二次世界大戦時に最強を謳われた、伝説の戦車が止まっている。


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