166:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:14:12.33 ID:L6BVEgLS0
先程のやりとりで、満のカードデッキの情報を全て記憶した香川は
満が契約したモンスターが、実は合体モンスターが分裂した姿の
ミラーモンスターだということを、知識上すぐに探り当てた。
167:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:14:44.07 ID:L6BVEgLS0
まず一つ目は、時を巻き戻すカード、タイムベントの存在。
二つ目はミラーワールド最強のモンスター、ゴルドフェニックスと
その強力な眷属の存在。
168:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:15:12.36 ID:L6BVEgLS0
そんな香川の深く大きな計画の中に組み込まれた事をつゆ程も自覚
できなかった満は、深く考える事なく香川の手を取ったのだった。
「佐野君。長い事引き留めてしまって申し訳なかったですね」
169:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:15:42.93 ID:L6BVEgLS0
第十二話 予兆
〜花鶏〜
170:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:16:23.39 ID:L6BVEgLS0
「どうしたんだ手塚!占いの次は千里眼か?」
全く、どうしてコイツはどうでも良いときに勘が鋭くなるんだろうか?
自分が見た悪夢は、まさにコイツが渦中にいるというのに...
171:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:16:57.25 ID:L6BVEgLS0
「ああ。また明日」
そっぽを向く仲間に手を振った手塚は、急いで花鶏からできるだけ
離れようと必死になった。
172:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:17:44.39 ID:L6BVEgLS0
〜どこかの倉庫にて〜
深夜一時。
人目に付かない倉庫の中で熾烈なライダーバトルが繰り広げられていた。
173:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:18:26.29 ID:L6BVEgLS0
邪魔になる人間を片っ端から消すのがこの戦いのセオリーである。
特に、特殊能力で姿を消したり真似たりするようなカメレオンのような
嘘つきのくせに大物ぶる小物も勿論その中に含まれている。
174:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:18:56.45 ID:L6BVEgLS0
「マグナギガ。コイツの頭を吹き飛ばせ。胴体は潰すな」
鋼の巨人マグナギガは主の命令に忠実に従った。
腕のバズーカ砲の照準をベルデの頭にロックオンする。
175:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:19:23.47 ID:L6BVEgLS0
〜ミラーワールド〜
「うああああああああ!」
「足りない...うああああああああああああ!」
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