176:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:19:50.99 ID:L6BVEgLS0
「しゃあああああ!!」
まず手始めに鋭い毒牙を首に突き立てようとしたミスパイダーが大きく
開けた口にベノサーベルを突き立てて、力任せに突き刺す。
177:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:20:34.02 ID:L6BVEgLS0
「うおおおおおおおおおお!どうした!もっと俺を楽しませろ!」
数の上では圧倒的に優位なモンスター達は、狂ったように暴れる
王蛇に恐れをなして、早くも撤退を始めたのだった。
178:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:21:02.59 ID:L6BVEgLS0
「シューッ、シューッ!シューッ、シューッ!」
もっとだ!もっと殺させろ...
ベノスネーカーの吐く息に滲む殺意に王蛇は微かに笑みを零した。
179:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:21:36.64 ID:L6BVEgLS0
第十三話 初任務
今回の探索範囲は、とある駅前に存在する大きな百貨店の地下駐車場
180:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:22:04.98 ID:L6BVEgLS0
『気をつけてください。次の三体のモンスターとは交戦しないように』
『ガルドストーム、ガルドサンダー、ガルドミラージュ』
『この鳳凰のようなミラーモンスターが現状では一番強い野良です』
181:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:22:40.97 ID:L6BVEgLS0
そうこうしているうちに、二人を乗せた車は探索地点である百貨店の
地下駐車場へとなんなく辿りついたのだった。
軽自動車から降りた仲村は注意深く辺りを見回し始めた。
182:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:23:10.17 ID:L6BVEgLS0
〜ミラーワールド〜
「...」
仲村と満は注意深く辺りを見渡し、現在地点の地下2階の駐車場から
183:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:23:43.16 ID:L6BVEgLS0
「うわああああああああああ!!!!」
巨大なクモの下半身を持つ半獣半人体の姿に進化を遂げたモンスターを
筆頭にした蜘蛛型モンスター達の手荒い歓迎だった。
184:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:24:13.00 ID:L6BVEgLS0
仲村はドアを武器代わりにして、複数体のモンスターの攻撃を受けて、
いなし続け、致命傷を巧みに避けていた。
ブンブンと力任せにぶん回された盾は、強烈なシールドバッシュとして
185:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:24:40.21 ID:L6BVEgLS0
「Final vent!」
バイザーの電子音が二体の契約獣、アビスラッシャーとアビスハンマーを
呼び出し、その二匹を一つに束ねる。
186:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:25:17.93 ID:L6BVEgLS0
「アビソドン!」
アビスの言葉に耳を傾けたアビソドンは一ヶ所にまとめられた獲物達に
躊躇なくエネルギー弾をぶつけ、爆発四散させる。
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