55: ◆AZbDPlV/MM[sage]
2018/04/27(金) 01:14:50.48 ID:DfuxZ7bv0
少しですが進んだので投下。やっぱり手軽な安価スレもやりながらの方が筆が進むなぁ…
56: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/13(月) 16:25:40.41 ID:srIrBjX40
お久し振りです。1から誤字脱字、読み難い箇所の修正したモノを投下と、新しく1レスだけ投下します。未だにラスト全く決めていませんが、ゆっくりお待ち頂ければなと思います。
https://imgur.com/a/SJJ3EgQ
57:名無しNIPPER[saga]
2025/01/13(月) 16:27:28.02 ID:srIrBjX40
辺古山 「これまでは危機感を抱くほどの相手がいなかった。だがこの先、強敵と対峙することになった場合、垂れ流しになっている私の殺気で、居場所を把握され、形成が不利になってしまいかねない」
58: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/13(月) 16:30:03.80 ID:srIrBjX40
「……」
剣道場にてひとり、正座をして眼を閉じる。
59: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/13(月) 16:30:48.12 ID:srIrBjX40
「…………」
けれども、私は賭けてみたい。この猫が、私に触れることを許してくれるかもしれないと。
再び、中腰になって猫に向かって手を伸ばす。期待と不安で手が震える。口が開いたままになって呼吸が荒くなる。今の私は人にみせられない酷い顔をしていることだろう。しかし、そんなことよりも今、私が優先するべきは、目の前にいる猫に触れられるか触れられないかを、確かめること!!
60: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/14(火) 10:46:00.43 ID:PdWpZk630
「……」
俺の1日は陽が登ろうかという時間からはじまる。これは監獄にいたことにより身についた習慣だ。
61: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/14(火) 10:47:10.56 ID:PdWpZk630
(しかし、猫になっちまうとはな………だとすりゃ、簡単に部屋からは出られねーか)
(かといって、ずっとここでおとなしくしているつもりもねーが……さて……)
この部屋の扉は内開き。しかも、ノブは押して引かなきゃ開かねぇタイプだ。今の姿じゃ、この部屋をひとりで出るというのは、やはりムリ筋だろうな。
62: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/14(火) 17:37:16.69 ID:PdWpZk630
獄原 「ほ、星君! 大丈夫?! あ、あれ?」
王馬 「あー? なんだよゴン太ぁ。星ちゃんいないじゃーん」
(獄原と王馬?!)
63: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/14(火) 17:37:56.08 ID:PdWpZk630
『あんたに飛び込む気はねぇが、飯の用意は助かるぜ』
俺が言葉を発した瞬間、獄原の顔が明るくなった。
獄原 「わあっ! ペットは飼い主に似るっていうけど、声と喋り方まで似てるんだぁ!! スゴイよ!!」
64: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/14(火) 23:03:58.54 ID:PdWpZk630
王馬 「なー、おまえ本当に星ちゃんなの? 元々マスコットっぽい見た目だったのに、また随分と可愛くなっちゃったよねー!」
「……」
俺の伸びた胴をぶらぶらと揺らして遊びながら、楽しそうにニヤニヤしてやがる。クールじゃねぇが、相手がこいつとあってか、可愛いと言われてちょいと頭にきた。
65: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/01/15(水) 18:24:44.70 ID:rQ/7d1wt0
王馬 「うわぁ…マジで猫缶食べてるー」
90Res/117.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20