901: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:35:16.79 ID:kdA8uLchO
暗闇を切り裂くように一発の銃弾が飛んできた。
田中の肩から血が飛び散り、つながれていた手が離された。
902: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:35:57.38 ID:kdA8uLchO
佐藤「いいよ!」
903: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:39:44.45 ID:kdA8uLchO
永井たちが社長室に進入する。三人がそれぞれ三方向をクリアリングし、佐藤の姿はないと確認する。
最初に気づいたのは、中野だった。
904: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:40:26.59 ID:kdA8uLchO
永井「だめだ、失敗だ」
905: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:41:16.77 ID:kdA8uLchO
『永井君』
906: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:41:52.85 ID:kdA8uLchO
907: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:43:01.60 ID:kdA8uLchO
『一回経験すれば踏ん切りがつくんじゃあないかな?』
『“断頭”という枷を越え、もっと自由な発想で戦えるようになるはずだ』
908: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:44:01.47 ID:kdA8uLchO
そのとき、社長室に誰が飛び込んできた。
全員の緊張感が瞬時に高まり、平沢は銃口を床に倒れ込んでいる銀髪に向ける。銀髪の人物は激しく息切れし頭を下げているので、銃口に気づいていない。
909: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:44:58.82 ID:kdA8uLchO
アナスタシア「パーミチ……記憶を見ました、サトウの、記憶……IBMの頭がぶつかって、それで……」
中野「マジかよ」
910: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:45:49.57 ID:kdA8uLchO
佐藤は十一階にあるプラントルームへ足を運んだ。
理想的な植生が維持されているプラントルームの植物たちには眼もくれず、佐藤は造園用具の収納スペースのドアを開けた。
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