885: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:11:38.36 ID:kdA8uLchO
佐藤「え、やっちゃったの?」
886: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:12:42.50 ID:kdA8uLchO
佐藤「どのあたりが作戦だったんだ? 永井君」
永井が麻酔銃を撃つ。
887: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:13:49.64 ID:kdA8uLchO
戸崎「永井、聞こえるか? 完全封鎖完了。システムも破壊した」
888: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:14:49.35 ID:kdA8uLchO
佐藤が社長室に侵入する。すばやいクリアリング。安全を確認すると、佐藤は入口から来客用のスペースへと進む。
佐藤「この部屋……」
889: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:15:37.73 ID:kdA8uLchO
平沢「起きろ、永井」
890: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:17:27.24 ID:kdA8uLchO
アナスタシアは激しく嘔吐していた。
胃がひくつき、痙攣している。もう吐き出せるものもないのに吐気は治らず、喉に酸っぱい胃液がせり上がってくる。
891: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:18:46.96 ID:kdA8uLchO
だが、アナスタシアをほんとうに戦慄させたのは痛覚の追体験ではなかった。
そのときの、“転送”のときの佐藤の感情、それもいっしょに流れ込んできた、特別な感情ではなかった、アナスタシアも抱いたことがある、たとえばライブ前のステージ袖、となりにいる美波といっしょに星のような輝きの前に歩み出し、歌を歌うときの心のはたらきとまったく同じだった。
892: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:20:05.31 ID:kdA8uLchO
アナスタシア (かいぶつ、サトウはかいぶつ、ころせないかいぶつ……)
893: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:21:06.48 ID:kdA8uLchO
停電の暗闇のなかで白いものが混じった頭を見下ろしている光景、視線の高さや位置から主体は男の背後にぴったりくっついていて口を手で押さえている、無線機が二つデスクに置かれている、その無線機はさっきまで持っていたものだ、男に向かって無線機を使えと言う、『じゃあ、お互いがんばろう』と言いながら男の?を爪で引っ掻いく、鋭く黒い爪、指まで黒い、指が六本あることにアナスタシアが気づく……
佐藤の記憶──一体目のIBMを使用したときの。
894: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:27:26.55 ID:kdA8uLchO
アナスタシア「ムリ……アーニャには……ムリです、ケイ……」
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